この記事のまとめ
- 高専中退からフリーターを経ての正社員就職は十分に可能
- 高専での学びやフリーター期間のアルバイト経験は、就職活動において強みとなる
- 自己分析では高専での経験や中退理由、フリーター期間に得たスキルなどを振り返ろう
- 面接で高専の中退理由を聞かれたときのポイントは、ポジティブに説明すること
「高専を中退してフリーターをしているけど、正社員になれるの?」と悩んでいませんか?中退した事実や正社員としての職務経験がないことが、就職活動において不利になるのではないかと不安になりますよね。
結論からいうと、高専中退後にフリーターをしていても正社員就職は十分に可能です。高専での学びやフリーター期間のアルバイト経験など、あなたならではの強みをアピールしましょう。
このコラムでは、キャリアアドバイザーの室谷さんのアドバイスのもと、高専中退フリーターの就職事情や就職成功のための9ステップを解説します。正社員就職を目指す第一歩として、ぜひ参考にしてみてくださいね。
高専中退後のフリーターの就職事情は?
高専中退後にフリーターとして働いている方が、これから正社員を目指すにあたって、まずは現状を理解することが大切です。以下で、高専中退者の就職事情について詳しく見ていきましょう。
高専を中退する人の割合は約2%
文部科学省の「令和5年度 学生の中途退学者・休学者数の調査結果について」によると、2023年度(令和5年度)に高専を中退した人の割合は全体の2.09%でした。主な中退理由としては、「転学・進路変更」「学生生活不適応・修学意欲低下」「就職・起業」などが挙げられます。
100人に2人程度は中退を選択している計算であり、全体で見ると少数ではあるものの、「高専中退」という経歴は決して珍しいことではないと分かるでしょう。
参照元
文部科学省
学生支援
高専中退の最終学歴は中退時期によって異なる
高専を中退した場合、最終学歴は中退した時期によって異なります。中退時期による最終学歴の一般的な考え方については、下記の表を参考にしてみてくださいね。
| 中退時期 | 最終学歴 |
|---|---|
| 3年次修了より前(1~3年) | 中学卒業と同等 |
| 3年次修了以降(4~5年) | 高校卒業と同等 |
高専は5年制の学校であり、1〜3年次が高等学校相当、4〜5年次が短期大学相当とされています。そのため、3年次修了より前に中退した場合の最終学歴は「中卒」、3年次修了以降に中退した場合は「高卒」として扱われます。
中卒扱いとなる場合は「高卒認定試験」を受ける方法も
高専を3年次修了前に中退し「中卒扱い」となる場合は、就職の選択肢が狭まってしまうことがあります。もし、中卒扱いの学歴が就職活動のネックになりそうだと感じているなら、「高等学校卒業程度認定試験(高卒認定試験)」を受けるのも一つの方法です。
高卒認定試験に合格すると、高校を卒業した人と同等の学力があると認められ、応募条件が「高卒以上」とされている求人に応募できるようになる場合があります。
ただし、高卒認定試験はあくまで「高校卒業と同等の学力があること」を証明するものであり、企業によっては「高卒」として扱われない可能性があることを理解しておきましょう。
約半分の人がフリーターから正社員就職に成功している
独立行政法人労働政策研究・研修機構の「労働政策研究報告書 No.213」によると、正社員になろうとした最終学歴が「中卒」「高卒」のフリーターのうち、実際に正社員になれた人の割合は以下のとおりです。
※「中卒=高専を3年次修了より前に中退した場合」「高卒=高専を3年次修了以降に中退した場合」に相当するものとして、下記のデータを掲載しています。
| 学歴 | 合計 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|---|
| 中卒 | 48.1% | 63.6% | 20.0% |
| 高卒 | 57.4% | 59.6% | 40.0% |
参照:独立行政法人労働政策研究・研修機構「労働政策研究報告書 No.213(p.126)」
男女差はあるものの、平均すると中卒では48.1%、高卒では57.4%が正社員としての就職に成功しています。中卒より高卒のほうが就職に成功している人の割合が高いことから、高専中退者のなかでも3年次修了以降に中退した人のほうが就職が決まりやすい傾向にあるといえるでしょう。
いずれにしても平均して約半分は就職に成功しており、高専中退後にフリーターをしていても就職することは可能といえます。
参照元
独立行政法人労働政策研究・研修機構
労働政策研究報告書 No.213大都市の若者の就業行動と意識の変容―「第5回 若者のワークスタイル調査」から―
ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

室谷 絵夢
「高専を中退してフリーターをしている」という経歴に対して、漠然とした不安を抱えている方もいるかもしれませんね。
しかし、「なぜ高専を中退したのか」「フリーター期間中に何をしていたか」といった経緯や、あなたの将来に対する真剣な想いを重視する企業はたくさんあります。
また、高専在学中に学んだ専門知識や、フリーター期間で得たスキル・経験が、企業から評価されることも。私たちキャリアアドバイザーと一緒に、あなたの強みを見つけ、自信をもって就職活動に臨みましょう。
高専中退フリーターの就職活動におけるメリット・デメリット
高専中退後にフリーターとして就職活動をする場合、一般的な就職活動と比べてどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。それぞれを理解することで、どのように就職活動を進めるべきか方向性が見えてきます。
高専中退フリーターの就職活動におけるメリット・デメリットについて詳しく解説するので、参考にしてみてくださいね。
メリット
高専中退者独自のメリットを活かすことで、就職活動を有利に進められる可能性があります。以下で詳しく見ていきましょう。
高専に入学できる学力があったことが評価される可能性がある
高専は比較的偏差値が高く、入学するには一定以上の学力が求められます。そのため、「高専に入学できる学力があった」という事実から、企業に一定の学力や知的好奇心があると評価されることがあるでしょう。
中退していたとしても「高専入学」の経歴を履歴書でアピールすることで、学力面での不安を払拭できる可能性があります。
在学中に学んだ専門知識が評価される可能性がある
高専では早い段階から専門的な教育を受けます。たとえ中退したとしても、在学中に学んだ専門知識や技術が、就職活動においてアピールポイントとなることがあるでしょう。特に工学系の知識やプログラミングスキルなどは、IT業界をはじめとするさまざまな業界で評価される傾向にあります。
たとえば、電子工学科で学んだ経験があれば電子機器メーカー、情報工学科ならITサービス企業など、学科の専門性と関連がある業界への就職を検討してみるのも選択肢の一つ。専門知識をもつ人材は企業にとって即戦力となる可能性が高いからです。
フリーター期間中のアルバイト経験をアピールできる
フリーター期間中に経験したアルバイトやパートの経験も、立派な社会経験です。たとえば、接客業や販売業などで培った「コミュニケーション能力」「責任感」「チームワーク」などは、幅広い仕事で活かせるスキルといえます。
アルバイトでの具体的な経験やエピソードを整理し、そこから得た学びや成長を説明できるようにしておきましょう。「カフェでのアルバイトを通じて、お客さまの要望を素早く正確に把握する力が身につきました」などの具体的なアピールが効果的ですよ。
デメリット
高専中退フリーターにはメリットがある一方で、一定のデメリットも存在します。これらを理解し、適切に対処することが就職成功への鍵となるでしょう。
中退に対してマイナスイメージを抱く企業もある
「中退」という事実に対してマイナスイメージを抱く企業も存在します。そのため、「最後までやり抜く力がない」「困難に直面すると逃げてしまう」などと判断され、選考に不利となる場合があるでしょう。
しかし、これは必ずしもすべての企業に当てはまるわけではありません。中退理由を前向きに説明できれば、むしろ「自分の進路を自分で決断できる主体性」を評価されることもあります。中退理由を「なぜ中退したか」ではなく、「中退を通して何を学び、今後どのように活かすか」という観点で説明できるよう準備しておきましょう。
高専で学んだ知識が活かせなくなる可能性がある
せっかく高専で専門知識を学んでも、まったく異なる業界や職種に就職する場合、その知識が直接的なアピールポイントにならない場合があります。また、高専を中退してから期間が経過することで、学んだ専門知識が古くなり仕事に活かせなくなることもあるでしょう。
ただし、高専での学びは特定の分野に関する専門知識だけではありません。問題解決能力や論理的思考力、チームでの協働経験など、あらゆる職場で転用できるスキルも身についているはずです。そういったスキルに焦点を当てることで、異なる業界でも活躍できる可能性は十分にありますよ。
高専中退者が就職活動でぶつかる悩み5選
高専を中退した人が就職活動を始める際、さまざまな悩みに直面することがあるでしょう。ここでは、多くの人が抱える主な悩みを紹介します。
高専中退者が就職活動でぶつかる悩み
- 学歴で就職活動が不利になるのでは?
- 高校卒業資格を取得したほうが良い?
- 高専中退者は資格なしでも就職できる?
- 高専を中退した理由を説明できない
- 高専中退したことで入社後に昇進できない?
1.学歴で就職活動が不利になるのでは?
高専を中退した場合、最終学歴は「中卒」か「高卒」相当となります。そのため、「学歴で就職活動が不利になるのでは?」と不安になる人もいるでしょう。たしかに、企業によっては学歴が重視される場合もあります。
しかし、すべての企業がそうではありません。多くの企業は、学歴よりもあなたの人柄から、会社に貢献してくれそうな人材なのかを判断するでしょう。アルバイトで得た経験やスキル、取得した資格など、学歴以外の部分で自分の強みをアピールできれば、採用担当者から評価してもらえる可能性は十分にあります。
2.高校卒業資格を取得したほうが良い?
高専中退者が「高校卒業資格を取得したほうが良いか?」と悩むケースは少なくありません。前述したように、高卒認定試験に合格して履歴書に記載すれば、企業にあなたの努力をアピールできます。
もし、就職したい企業が「高卒以上」を応募条件にしている場合は、高卒認定試験に合格すれば、応募できる可能性も。しかし、高卒認定試験はあくまで「高校卒業と同等の学力があること」を証明するものであり、最終学歴は変わりません。
また、目指す業界や職種によっては学歴不問の求人も多いため、必ずしも高校卒業資格を取得したほうが就職活動に有利とはいえないでしょう。
3.高専中退者は資格なしでも就職できる?
資格がなくても就職は可能です。多くの企業は、資格の有無よりもこれまでの経験や人柄、入社への熱意を重視するでしょう。
資格は、あなたの専門知識やスキルを客観的に証明するものであり、就職活動で有利に働くことがあるのは事実です。もし、就職したい業界や職種で活かせる資格があるなら、取得を検討してみるのも選択肢の一つでしょう。
資格なしでの就職について詳しく知りたい方は、「資格なしは就職で不利?企業が資格よりも重視しているポイントを紹介!」のコラムも参考にしてみてくださいね。
4.高専を中退した理由を説明できない
面接では、高専を中退した理由を聞かれることがあります。そのときに、「どのように説明すれば良いか分からない…」と悩む人は少なくないでしょう。
中退理由を正直に話すことも大切ですが、ただ事実を伝えるだけでは面接官にネガティブな印象を与えてしまう可能性があります。大切なのは、反省点や学びを伝えることです。
たとえば、「高専を中退したことで、自分の本当にやりたいことを見つけることができました。今後は、御社で〇〇という目標を達成したいです」のように、前向きな姿勢をアピールしましょう。
「大学退学理由の履歴書への書き方は?面接でどう答える?例文つきでご紹介!」のコラムでは、大学中退理由の回答例を紹介しているので、高専を中退した場合に置き換えてチェックしてみてくださいね。
5.高専中退したことで入社後に昇進できない?
高専を中退したことが、入社後の昇進に影響することは考えにくいでしょう。一般的に社員の昇進は、学歴ではなく業務への貢献度や成果、スキル、勤務態度などを総合的に評価して決められます。
学歴は、あくまで入社時点でのひとつの指標です。昇進できるかどうかは、入社後のあなたの仕事への取り組み方や、成長次第といえるでしょう。
高専中退フリーターに特化した就職成功の9ステップ
高専を中退したフリーターが就職を叶えるためには、以下の9つのステップを参考にしつつ就職活動を進めるのがおすすめです。一つずつ丁寧に実践することで、内定獲得へとつながるでしょう。
高専中退フリーターに特化した就職成功のステップ
- 自己分析で自分の強みや弱みを知る
- キャリアプランを立てる
- 就職活動の軸を定める
- 志望する業界についてよく研究する
- 志望業界で求人を探す
- 企業研究を行う
- 応募書類(履歴書・職務経歴書)を作成する
- 面接でよく聞かれる質問への回答を準備する
- 模擬面接を行う
1.自己分析で自分の強みや弱みを知る
就職活動の第一歩は、自分自身についてよく知ることです。高専での経験や中退した理由、フリーター期間に得たスキルや経験などを振り返り、自分の「強み」「弱み」「価値観」「興味・関心」を明確にしましょう。
自己分析のやり方が分からない場合は、以下の内容を自分なりに考えてみてくださいね。
- ・高専で学んだ専門知識は何か
- ・アルバイト経験から身についたスキルは何か
- ・どのような環境で働くと力を発揮できるか
- ・長期的にどのようなキャリアを築きたいか
これらの質問に丁寧に向き合うことで、自分の強みが見えてくるでしょう。また、高専中退というバックグラウンドがあるからこそもっている強み(専門知識や挫折からの学び)に目を向けてみるのもおすすめです。
就職支援サービスを活用しよう!
自己分析は一人で行うと客観性に欠けることがあります。そこでおすすめなのが、就職支援サービスの活用です。特に「フリーター向け就職支援サービス」や「第二新卒向けエージェント」などは、高専中退フリーターの状況を理解したアドバイスがもらえるでしょう。
面接対策や履歴書添削などのサポートを無料で提供している場合もあります。プロの視点からのアドバイスを得ることで、自分では気づかなかった強みを発見できるかもしれませんね。
2.キャリアプランを立てる
自己分析ができたら、次は将来のキャリアプランを考えましょう。「3年後、5年後、10年後にどうなっていたいか」という長期的な視点をもつことが大切です。
キャリアプランを立てる際は、以下の点を考慮してみてください。
- ・自分の興味や適性に合った業界・職種はどこか
- ・どのようなスキルを身につけたいか
- ・どのような働き方をしたいか
- ・長期的にどのようなポジションを目指したいか
明確なキャリアプランがあれば、「なぜこの業界・企業で働きたいのか」という質問に説得力をもって答えられるようになります。高専中退者の場合、中退した事実を踏まえて「今後どうしていきたいのか」を考えてみるのもおすすめです。
面接でキャリアプランを聞かれた場合の答え方については、「面接でのキャリアプランの答え方は?例文や思いつかない際の対処法もご紹介」のコラムを参考にしてみてくださいね。
3.就職活動の軸を定める
就職活動を効率的に進めるには、自分なりの「就職活動の軸」を決めることが大切です。就職活動の軸とは、就職先を選ぶ際に重視する条件や基準のことです。
仕事内容や給与、勤務地など、自分にとって重要度の高い軸を2〜3個決めておくと、数ある求人のなかから自分に合った企業を見つけやすくなります。また、面接で「志望動機」を聞かれた際にも、自分の軸に沿った一貫性のある回答ができるでしょう。
4.志望する業界についてよく研究する
志望業界については、徹底的にリサーチしましょう。業界の動向や市場規模、成長性、主要企業の特徴などを把握しておくことで、面接での受け答えがスムーズにできたり、仕事に対する意欲をアピールできたりします。
また、よく研究することで、その業界が自分に合っているかどうか判断しやすくなる可能性も。実際に選考を進める前に業界について調べておくことで、「やっぱり違うかも…」といったミスマッチを防ぎやすくなるでしょう。
5.志望業界で求人を探す
志望する業界や職種が固まったら実際に求人を探します。求人を探す際は、求人サイトやハローワーク、就職エージェントなど、複数の方法を併用するのがおすすめです。そうすることで、より多くの選択肢のなかから自分に合った求人を探せるでしょう。
また、中小企業やベンチャー企業の求人情報が多いサイトや、特定の業界に特化した就職支援サービスなどもあるので、自分の状況に合ったものを活用するのもおすすめです。
高卒以上の学歴が必要な求人に応募する方法とは?
高専を3年次修了前に中退した場合、「高卒以上」の求人に応募するのが難しいことがあります。それでも応募したい場合は、以下のような方法を検討してみましょう。
・応募書類で「高専○年次中退」と正直に記載したうえで、自分の能力をアピールする
・就職支援サービスを通じて応募し、事前に状況を説明してもらう
自分のスキルや経験をしっかりアピールすることで、学歴のハンデを乗り越えられる可能性はあります。学歴不問の求人も多く存在するので、視野を広くもって求人をチェックしてみてくださいね。
6.企業研究を行う
応募する企業が決まったら、その企業についてしっかり研究しましょう。事業内容や企業理念、社風、業績などについてよく調べ、「なぜその企業で働きたいのか」を考えることで、志望動機に説得力が増します。
また、その企業が「どのような人材を求めているか」を理解することも大切です。企業のホームページや採用情報、社員インタビューなどから情報を収集し、自分がその企業にどのように貢献できるかを考えましょう。
7.応募書類(履歴書・職務経歴書)を作成する
企業研究ができたら、履歴書と職務経歴書などの応募書類を作成します。応募書類はあなたの第一印象を決めるプロフィールでもあるので、内容に不備のないように丁寧に作成しましょう。
高専中退フリーターの場合、履歴書の学歴欄には中退の事実を正直に記載し、フリーター期間中のアルバイト経験も「職務経験」として扱います。アルバイトの具体的な業務内容や身につけたスキル・成果などを記載して、自分の強みをアピールしましょう。
複数の企業への応募を並行して進めよう
就職活動は、一つの企業に絞るのではなく、複数の求人に並行して応募することが大切です。いくつかの企業から内定をもらえれば、条件を比較してより自分に合った企業が選べます。また、複数回の面接を経験することで、徐々に慣れて自信をもって受け答えできるようになってくるでしょう。
ただし、応募先が多すぎると準備が疎かになるため、5〜10社程度を目安に、計画的に応募するのがおすすめです。
8.面接でよく聞かれる質問への回答を準備する
面接では志望動機や自己PR、これまでの経験など、よく聞かれる定番の質問があります。これらの質問に対して事前に回答を準備しておくことで、本番で落ち着いて話せるでしょう。
また、以下のように、高専を中退したフリーター特有の質問が出ることもあります。
- ・「なぜ高専を中退したのですか?」
- ・「フリーター期間中は何をしていましたか?」
- ・「高専で学んだことは仕事に活かせますか?」
- ・「なぜ今、正社員を目指すのですか?」
これらの質問に回答するときは、事実をベースにしながらも、ポジティブな表現を心がけることがポイント。自分の成長につながったエピソードを盛り込むのもおすすめですよ。
高専の中退理由はポジティブに説明しよう
高専の中退理由を面接で聞かれて説明する際は、ポジティブな回答を心がけましょう。たとえば、「勉強についていけなくなった」だけではなく、「自分の適性と専攻分野のミスマッチに気づき、自分に合った道を探すために中退しました」のように、言い方次第で印象は変わります。
大切なのは「中退という選択をしたあと、どのように行動し何を学んだか」を説明することです。失敗や挫折からの学びは、むしろ強みとしてアピールできるでしょう。
9.模擬面接を行う
本番の面接に自信をもって臨むために、友人や家族に協力してもらいながら模擬面接を行いましょう。一人で行う場合は、想定される質問に対して実際に声を出して回答する練習をしてみたり、その様子をスマートフォンで撮影してみたりする方法があります。
話すスピードや声の大きさ、質問への回答の的確さなどをチェックしてみましょう。緊張すると言葉に詰まることもありますが、繰り返し練習をしておくことで本番もスムーズに回答しやすくなりますよ。
また、就職支援サービスが実施している模擬面接を活用するのもおすすめです。ハローワークや就職エージェントを利用している方は、担当者に相談してみましょう。
面接練習のやり方について解説している「面接練習は必要?やり方は?効果的に進める方法や意識すべきポイントを解説」のコラムも、あわせてチェックしてみてくださいね。
まとめ
高専中退後にフリーターとして過ごしていても、正社員就職は十分に叶えられます。大切なのは、自分の状況を客観的に理解し、強みを活かした就職活動を行うことです。「高専中退」という経歴も、捉え方次第で貴重な経験として企業にアピールできるでしょう。
効率的に就職活動を進めたい方は、就職エージェントを活用しプロのサポートを受けるのも選択肢の一つです。就職エージェントのハタラクティブでは、専任のキャリアアドバイザーがあなたの今までの経験や性格について丁寧にヒアリングしたうえで、ぴったりの求人を紹介します。
学歴や職歴に関係なく利用でき、未経験者の採用に積極的な企業の求人も豊富なので、高専を中退後フリーターを続けている方にもおすすめです。応募書類の添削や面接対策も無料で実施しています。ぜひお気軽にご利用くださいね。
高専中退フリーターの就職に関するよくある質問
最後に、高専中退フリーターの方が就職活動を行ううえでよくある質問と、その回答を紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
高専を3年で辞めると最終学歴はどうなる?
高専を3年次修了前に中退した場合、最終学歴は「中学校卒業」と同等とされるのが一般的。これは高専の1〜3年次が高校相当、4〜5年次が高等教育機関(短大・大学相当)と位置づけられているためです。
ただし、高卒認定試験に合格すれば「高等学校卒業程度」の資格を得られるため、履歴書には「高卒認定試験合格」と記載できます。
高専中退でフリーターでも正社員になれる?
高専中退のフリーターでも正社員になることは十分に可能です。正社員になるためには、自分の強みを知り、それを活かせる仕事を探すことが大切。高専での学びやフリーター期間中のアルバイト経験をアピールすることで、あなたの価値を理解してくれる企業が見つかるでしょう。
ハタラクティブは、フリーターや既卒、第二新卒などを含む若年層に特化した就職エージェントです。正社員を目指したい高専中退フリーターの方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。
