この記事のまとめ
- 営業職のつらさは複数の要因が重なっていることが多く、状況改善には原因の特定が必要
- 営業職がつらいと感じる主な原因は、ノルマやコミュニケーションのストレスなどがある
- 自分に合った営業スタイルを確立し、小さな成功体験を積み重ねてつらさを軽減しよう
- 心身のつらさが続く場合は、部署異動や転職も視野に入れて適性に合った仕事を探す
- 自分に合った仕事が分からない場合は、就職・転職エージェントに相談する
「営業職がつらいから辞めたい…」とお悩みの人もいるでしょう。まずは営業職を「つらい」と感じる原因を明らかにし、対処法があるかどうかを探ってみることが大切です。
営業職がつらいと感じる場合、「ノルマ達成のプレッシャーが大きい」「成果が出ず自己肯定感が下がる」「顧客とのコミュニケーションに悩みがある」など複数の原因が関係しています。原因に合わせ、自分なりの営業スタイルを確立したり、スキルアップを目指したりすることで改善が見込めるでしょう。また、思い切って転職を検討してみるのも一つの手です。
このコラムでは、キャリアアドバイザーの荒井さんのアドバイスを交えながら、営業職が「つらい」と感じる原因とその対処法をご紹介します。現在抱えている問題を解決し、状況を好転させるためにぜひお役立てくださいね。
営業職が「つらい」と感じる原因は2つ以上?
営業職が「つらい」と感じる原因は複数存在し、多くの場合2つ以上の要素が組み合わさっています。ノルマのプレッシャーと長時間労働が同時に発生したり、対人ストレスと成果が出ないことによる自信喪失が重なったりするのです。
2つ以上の原因が重なると、ストレスは大きくなります。1つの問題なら対処できても、複数の課題が同時に押し寄せると「つらい」と感じやすくなるのは当然といえるでしょう。
営業職のつらさを軽減するためには、自分が負担に感じている原因を特定し、1つずつ解決策を見つけることが効果的です。
営業職が「つらい」と感じるのはなぜ?
営業職を「つらい」と感じる場合、まずはその原因を明らかにすることが大切です。主な原因としては、「ノルマ達成のプレッシャーが大きいから」「なかなか成果が出ないから」などが考えられます。
以下で営業職の仕事がつらくなる原因を解説しているので、ご自身の状況と照らし合わせてみてくださいね。
営業職が「つらい」と感じる原因
- ノルマ達成のプレッシャーを感じる
- 成果が出ずに自己肯定感が下がる
- コミュニケーションに苦手意識がある
- 理不尽な要求やクレームの対応にストレスを感じる
- 商品やサービスに自信をもてない
- 商材によっては知識をアップデートし続ける必要がある
- 長時間労働や休日出勤で休めない
- 外回りや出張で身体的に疲れる
- 上司や同僚との関係に悩んでいる
- 努力しても正当な評価を得られない
- インセンティブ制度で給与が安定しない
ノルマ達成のプレッシャーを感じる
営業職を「つらい」と感じる理由として、ノルマ達成のプレッシャーが挙げられます。売上目標や取引先の新規開拓など、課されたノルマを達成しなければならない重圧を常に感じていると、ストレスを感じやすくなるでしょう。
ノルマを達成できればやりがいや評価につながるものの、未達成が続くとプレッシャーはさらに増してしまいます。その結果、常に数字に追われているような感覚に陥り、仕事を続けることを「つらい」と感じる人もいるようです。
成果が出ずに自己肯定感が下がる
営業職では、成果が出ないときに自己肯定感が下がり、「つらい」と感じやすくなります。なぜなら、結果が数字として明確に表れるからです。たとえば、何度顧客を訪問しても契約につながらなかったり、同僚と比べて極端に成績が悪かったりすると、「自分には営業の才能がない」と感じてしまうでしょう。
自己肯定感を保つには、小さな成功体験を積み重ねることが大切です。たとえば、「アポイントが取れた」「顧客から良い反応があった」など、成約以外の「小さな成功」にも目を向けることで、自己肯定感を保てるかもしれません。
コミュニケーションに苦手意識がある
コミュニケーションに苦手意識がある人は、営業職を「つらい」と感じやすいでしょう。営業職は、顧客や取引先と良好な関係を築く必要があり、交渉力や提案力、人間関係の構築能力など、高度なコミュニケーション力が欠かせないからです。
コミュニケーションが円滑に進まないと商品やサービスをうまく売り込めなかったり、信頼関係を築けずに取引ができなくなってしまったりするなどの恐れがあります。
理不尽な要求やクレームの対応にストレスを感じる
顧客からの理不尽な要求やクレームは、営業職特有のストレス源となります。「契約書に書いていないサービスを要求される」「感情的に怒鳴られる」といった状況に直面すると、「つらい」と感じるのも無理はありません。
理不尽な要求やクレーム対応のつらさを乗り越えるためには、上司や同僚とロールプレイで練習したり、顧客対応後に振り返りを行ったりすることが大切です。
商品やサービスに自信をもてない
扱っている商品やサービスに自信がもてないまま営業職を続けることを「つらい」と感じる場合もあります。
営業職の仕事は、自社の商品やサービスを顧客に紹介し、売り込むことです。商品やサービスの内容やクオリティに自分自身が納得できていないと、顧客に対して罪悪感を覚えることがあるでしょう。また、本心とは違う行動をしなければならないことにストレスが溜まる可能性も考えられます。
商材によっては知識をアップデートし続ける必要がある
IT製品や金融商品など、技術革新や制度変更が頻繁に起こる分野の営業職は、常に最新情報を学び続ける必要があります。「終わりのない学習」が大きな負担となり、つらさを感じる原因になっているのかもしれません。
一日の営業活動を終えたあとも、夜遅くまで勉強して知識を更新しなければならない状況は想像以上に厳しいでしょう。さらに、残業や休日出勤が重なれば、つらさが増してしまいます。
長時間労働や休日出勤で休めない
長時間労働や休日出勤が原因で、営業職を「つらい」と感じることもあるようです。営業職は、顧客の都合に合わせた対応が求められる傾向があります。夕方以降の商談や休日の接待など、プライベートの時間を犠牲にすることも少なくありません。帰社後の報告書作成や翌日の準備も含めると、労働時間はさらに長くなるでしょう。
長時間労働や休日出勤が続くと、「家族との時間が取れない」「趣味を楽しめない」などの不満が生じます。心身に疲労が溜まると、営業成績の低下にもつながりかねません。
プライベートの時間を確保できず、営業職が「つらい」と感じている場合は、タイムマネジメントの徹底が大切です。優先順位をつけて業務を整理し、可能な限り効率化を図ると、休みの時間を確保しやすくなります。
外回りや出張で肉体的に疲れる
肉体的な疲れは、営業職が「つらい」と感じる原因の一つです。営業職は社外での業務が中心となるため、肉体的な疲れが溜まりがち。特に外回り営業では、一日に複数の顧客先を回るため、移動による負担が大きくなりやすいでしょう。また、夏の暑さや冬の寒さのなかでの移動、重い資料やサンプル品を持っての営業活動は、想像以上に体力を消耗します。
企業や担当エリアによっては、泊まりがけの出張が必要な場合も。長距離の移動や宿泊で生活リズムが崩れると、肉体的に疲れが溜まって「つらい」と感じるのも無理はありません。
肉体面の負担を軽減するには、効率的な移動ルートの計画やオンライン商談の活用が効果的です。また、定期的な運動で体力をつけたり、体を休める時間を意識的に作ったりすることも、つらさの軽減に役立つでしょう。
営業職には、店舗や社内で営業活動を行う「内勤営業」もあります。「内勤営業とは?きついって本当?仕事内容や向いている人について解説!」のコラムでは、内勤営業がきついといわれる理由を解説しているので、ぜひご確認くださいね。
上司や同僚との関係に悩んでいる
人間関係の悩みから営業職が「つらい」と感じることもあります。過度なノルマ要求をする上司との関係や、同僚との競争によってストレスが溜まることもあるでしょう。
また、成績だけで評価される職場では、チームワークよりも個人の成果が優先されることも。協力し合える人がいないと、「環境に馴染めない」「職場が殺伐としている」などと思うかもしれません。
人間関係の改善には、自分から積極的にコミュニケーションを取る姿勢が大切です。同僚の成功事例を学ばせてもらったり、自分の知識を共有したりすることで、お互いに協力し合える環境を築ける可能性がありますよ。
努力しても評価を得られない
努力の量と成果が必ずしも比例しない点も、営業職が「つらい」と感じる原因の一つです。毎日遅くまで働き、休日返上で顧客対応をしても、運や市場環境によって結果に結びつかないケースは少なくありません。
努力のプロセスが評価されず、「結果のみ」で判断される環境では、自分の頑張りが正しく理解されていないと感じることも。努力しても周りから評価されなければ、「つらい」と感じやすくなるでしょう。
インセンティブ制度で給与が安定しない
営業職では、基本給に加えて「インセンティブ」と呼ばれる成果報酬制度が設けられていることがあります。インセンティブ制度は、成果を上げれば収入につながる一方で、成績が振るわない月は大幅な収入減になることも。
月によって収入が大きく変動する場合、家計の計画を立てられず、営業職が「つらい」と感じてしまいかねません。また、将来的に収入が安定する保証がない場合、「このままで大丈夫なの?」と心配になってしまうでしょう。
営業が「つらい」と感じやすい業界
業務内容や働き方は企業によって違うものの、営業職として働くのが一般的に「つらい」といわれる業界としては、以下が挙げられます。
- ・不動産業界
- ・保険業界
- ・金融業界
- ・通信業界
- ・製造業界
- ・リース業界
「営業職がきつい」といわれる業界は、高いノルマを達成するための努力が求められやすいのが特徴です。
たとえば、不動産業界は家や土地など高額なものを扱うため一件あたりの単価は大きい一方、顧客のニーズを満たす提案力や根気強く説得する力といったスキルが必要とされます。厳しいノルマ達成のために残業や休日出勤が必要となる場合もあり、体力や時間を割いて常に数字を追わなければならないことに疲れてしまう人もいるでしょう。
また、保険や金融商品の営業職は、顧客の人生設計に関わる商品を扱うため、責任の重さから「つらい」と感じることがあるようです。
営業職がつらいときの対処法
営業職でつらさを感じるのは珍しいことではありません。しかし、適切な対処法を知ることで、そのつらさを軽減し、やりがいを見出すことが可能です。
ここでは、営業職が「つらい」と感じる場合の対処法を詳しく紹介していきます。つらさの原因に合わせて、自分に合った方法を試してみてくださいね。
営業職がつらいときの対処法
- 売れない理由を分析して改善策を見つける
- 自分の営業スタイルを確立する
- 定期的な振り返りで成長につなげる
- ストレス軽減法を見つける
- スキルアップのための研修や勉強会に参加する
- 同僚や先輩に相談する
- 営業職のやりがいに目を向ける
- 部署異動を申し出る
売れない理由を分析して改善策を見つける
「なぜ売れないのか」という問いに向き合うことが、営業職のつらさを軽減する第一歩。感覚的な「売れない」から、具体的な理由を突き止めることが重要です。
まずは、自分の営業プロセスを細かく分解してみましょう。アプローチ数や商談率、成約率など、数字を確認することで問題点が浮かび上がってきます。たとえば「アプローチ数は多いのに商談に至らない」なら、初期接触の方法に課題があるかもしれません。
次に、成功事例と失敗事例を比較分析します。両者の違いから、何が成功を分けたのかを考えましょう。成功した先輩の営業に同行させてもらうのも有効な手段です。
売れない理由が分かったら、具体的な改善策を立てましょう。「今週はアポイント数を2割増やす」「提案書の内容を見直す」など、実行可能な小さな目標から始めてみてください。地道な改善の積み重ねが、やがて大きな成果につながりますよ。
自分の営業スタイルを確立する
営業には「これが正解」という唯一の方法はありません。自分の強みを活かした独自のスタイルを見つけることが、長期的な成功につながります。
まず自分の性格や強みを客観的に分析しましょう。たとえば、物静かで分析力がある人は「傾聴と的確な解決策提案」を武器にできます。一方、社交的な人は「親しみやすさと場の雰囲気づくり」が強みになるでしょう。どちらかが優れているのではなく、自分らしさを活かした方法で顧客の信頼を得ることが重要です。
自分のスタイルが確立できれば、成績につながりやすくなるだけでなく、周りの人と比べて落ち込むことも減るでしょう。自分の強みを理解し、それを最大限に活かす方法を探してみてくださいね。
定期的な振り返りで成長につなげる
営業成績の波は誰にでもあります。つらい時期を乗り越えるには、定期的な振り返りをして成長につなげることが大切です。
具体的には、週に1回自分の活動を振り返る習慣をつけましょう。「今週うまくいったこと」「改善したいこと」「来週試してみること」などを簡単にメモするだけでも成長につながります。振り返りの際は、必要以上に自分を責めるのではなく、小さな成功を褒めたり、「次にどう活かすか」を考えたりしてみてください。
振り返りを続けることによって自分の変化を客観的に把握できれば、つらい時期も「成長するために必要な過程」と捉えられるでしょう。
ストレス軽減法を見つける
営業職のストレスを適切に管理することは、つらさを乗り越えて長く活躍するために不可欠です。以下を参考にストレス軽減法を見つけ、実践してみましょう。
- ・趣味や創作活動に没頭する時間を作る
- ・呼吸法や瞑想などのリラクゼーション法を取り入れる
- ・十分な睡眠時間を確保する
- ・信頼できる友人とのコミュニケーションを大切にする
- ・自分へのご褒美を定期的に用意する
大切なのは、ストレスを感じたときに「これをすれば楽になる」という自分なりの方法を知っておくことです。日常のつらさを解消することで、大きなストレスの予防につながりますよ。
スキルアップのための研修や勉強会に参加する
営業職のつらさを軽減したい場合は、積極的にスキルアップの機会を活用しましょう。営業スキルを向上させることで、仕事に自信をもてるようになり、つらさを感じにくくなる可能性があります。
社内研修だけでなく、外部のセミナーや勉強会にも参加すると、新しい営業手法や業界動向を学べるでしょう。また、他社の営業担当者と交流することで、視野が広がり自社の営業手法を客観的に見られるようになります。
以下では、営業職に役立つスキルと学習方法を表にまとめました。
| スキル | 具体的な学習方法 |
|---|---|
| 商談スキル | ・ロールプレイング ・話し方講座 |
| 提案力 | ・マーケティング研修 ・課題解決型思考法 |
| 傾聴力 | ・コーチング研修 ・カウンセリング研修 |
| 商品知識 | ・専門書籍 ・メーカー主催セミナー |
| デジタルツールの活用 | ・オンライン講座 ・CRM操作研修 |
学んだことは実践し、自分のものにしていくことが重要です。スキルを活かして小さな成功体験を積み重ねることで、「自分はできる」という自信が芽生え、営業職のつらさを乗り越える力になるでしょう。
同僚や先輩に相談する
営業のつらさを一人で抱え込まず、周囲に相談することで状況が改善することがあります。特に同じ環境で働く同僚や先輩は、具体的なアドバイスをくれる心強い味方となるでしょう。
相談する際は、漠然とした愚痴をこぼすのではなく、具体的な状況と自分なりに考えた対策を伝えるのがポイント。たとえば「このお客さまへのアプローチがうまくいかないのですが、どう対応すれば良いでしょうか」といった形で質問すると、適切なアドバイスをもらえる可能性がありますよ。
営業職のやりがいに目を向ける
厳しいノルマや長時間労働などが原因で営業職を「つらい」と感じることがある一方で、やりがいも存在します。営業職が「つらい」と感じたら、やりがいに目を向けるとモチベーションを高められるかもしれません。
日々の業務で達成感を得られる
日々の業務において達成感を得られることが営業職のやりがいであるといえます。
たとえば、「売上目標をクリアした」「新規顧客を獲得できた」「提案が受け入れられて契約が成立した」などは、やりがいを感じられる瞬間の一つ。具体的な目標が設定されている営業職だからこそ、日々達成感を得ながら働けるのが特徴です。
成功体験を糧に、「次も頑張ろう」というモチベーションにつなげることでより良い成果を望めるでしょう。
感謝の言葉を直接掛けてもらえる
顧客から感謝の言葉を直接掛けてもらえることも営業職のやりがいです。
顧客が求める商品やサービスを提案し、問題解決の手助けをした際に、相手から「ありがとう」の言葉を掛けてもらえると喜びを感じられるでしょう。「これからも顧客のためになることをしたい」と、営業職として働くモチベーションが高まる可能性もありますよ。
ほかの業種で役立つスキルを得られる
営業の仕事を通して、ほかの業種でも役立つスキルを得られることもやりがいになります。
たとえば、人間関係の構築力や説得力、プレゼンテーション能力などは、営業職以外の仕事でも必要とされるスキルです。現在営業を「つらい」と感じていても、「将来的にほかの業種にチャレンジするときにアピールできる経験を積んでいる」と割り切って考えることもできるでしょう。「なんのために働くのか分からなくなったら?仕事をする理由の見つけ方」のコラムでは働く理由が分からなくなったときの対処法を解説しているので、チェックしてみてください。
ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

荒井幹太
営業職は「つらい」と感じやすい側面がある一方、自分の努力が成約につながったときには大きな達成感を得られる仕事です。今現在感じている「営業職はつらい」という気持ちも、環境や働き方を変えることで改善する可能性は十分あります。
わたしたちハタラクティブは、あなたの希望や適性に合うお仕事をご紹介するサービスです。「自分に合った営業の仕事を探したい」「ほかの業種にチャレンジしたい」など、お気軽にご相談ください。
部署異動を申し出る
どれだけ対策を講じても営業職のつらさが改善しない場合は、部署異動を申し出るのも一つの選択肢です。自分の適性と現在の職務のミスマッチを感じたら、勇気を出して上司に相談してみましょう。
部署異動を申し出る際は、単に「営業がつらい」というネガティブな理由だけでなく、「自分のスキルや強みを活かして貢献したい」という前向きな姿勢で伝えるのがポイントです。たとえば「お客さまの声を活かした商品開発に携わりたい」「バックオフィスで営業チームをサポートしたい」など、具体的なビジョンを示せると説得力が増します。
営業経験者の主な異動先は以下のとおりです。
- ・マーケティング
- ・カスタマーサポート
- ・営業事務
- ・商品開発
- ・企画
ただし、安易に部署異動を繰り返すと、専門スキルや経験を積めず、キャリア形成の面でマイナスになる可能性もあります。異動を考える前に、現在の環境でできる工夫を十分に試みたか、本当に適性の問題なのかをもう一度考えることが重要です。
つらい営業職を辞めたい!転職を検討するサイン
営業職のつらさを乗り越える努力をしても改善しない場合は、転職を視野に入れるべきタイミングかもしれません。ここでは、転職を検討するサインについてご紹介します。自分の状況を客観的に判断するため、ぜひご一読くださいね。
心身の健康に悪影響が出ている
営業職のストレスが原因で健康問題が生じている場合は、転職を真剣に考えるべきサインです。不眠や食欲不振、頭痛や胃痛などの症状が続いていないか健康状態を確認してみましょう。
たとえば、「休日になっても疲れが回復しない」「日曜の夜になると強い不安を感じる」などの場合、心身が限界に近づいているのかもしれません。
心身の不調は、放置すると深刻化する恐れがあります。健康面での変化がある場合は、営業職から違う職種への転職も検討してみましょう。
仕事へのモチベーションが低い状態が続く
一時的なやる気の低下は誰にでもありますが、数ヶ月以上にわたって慢性的にモチベーションが上がらない状態は、営業職との相性に問題がある可能性が高いでしょう。
モチベーション低下の具体的なサインとしては、「朝起きるのが極端につらい」「職場や取引先に行くまでの道のりで足取りが重い」「成約に喜びを感じられない」などが挙げられます。モチベーションの低下は業績にも直結するため、負のスパイラルに陥る前に、環境を変えることも選択肢として考えましょう。
「仕事が憂鬱で会社に行きたくない…つらいときの対処法は?乗り切る方法も」のコラムでは、仕事とが憂鬱でつらい場合の対処法を解説しているので、ぜひご一読ください。
キャリアプランと現実にズレがある
入社時や営業職に就いた当初に描いていたキャリアプランと、現実の間に大きなギャップがある場合は転職を検討するタイミングかもしれません。
たとえば、「3年で売上トップになり、マネージャーを目指す」と考えていたのに、3年経っても成績が伸びない状況であれば、自分の適性や企業との相性をもう一度確かめる必要があります。
転職は30代、40代とキャリアが進むにつれて難易度が上がる傾向にあります。キャリアのミスマッチを感じたら、なるべく早いうちに転職を視野に入れるのも一つの手段です。
「営業職とは?どんな種類がある?仕事内容や就活成功のポイントを解説!」のコラムでは、営業職のキャリアパスを解説しています。ぜひ、キャリアについて考える際の参考にしてみてくださいね。
自分に合った仕事に就くための転職活動の進め方
営業職から転職を決意したら、「適職」を見つけるために行動しましょう。ここでは、自分に合った仕事に就くための方法をご紹介するので、ぜひご覧くださいね。
自己分析をする
転職活動の第一歩は、自分自身を客観的に分析することから始まります。なぜ現在の営業職がつらいと感じるのか、根本的な原因を特定してみてください。
たとえば「営業のノルマがつらい」と感じている場合、本当の原因は結果を数値で評価されることなのか、顧客と直接交渉することなのか具体的に分析しましょう。前者なら成果物で評価される制作系の仕事、後者なら社内業務中心の仕事が向いているかもしれません。
また、自己分析では以下のポイントを考えることも大切です。
- ・今の仕事でどんなスキルを習得したか
- ・得意なことや不得意なことは何か
- ・どんな環境や条件で働きたいか
- ・仕事をするうえで大切にしたい価値観は何か
自己分析の結果をもとに、強みを活かして自分らしく働ける職種のリストを作成しましょう。営業で培った「説明力」や「交渉力」は、別の職種で活かせる可能性がありますよ。
転職サイトやハローワークで求人を探す
自己分析ができたら、具体的な求人情報を集める段階に進みます。転職サイトやハローワークは、さまざまな業界・職種の求人が掲載されているため、求人情報の収集に役立つでしょう。
営業職からほかの職種に転職する場合は、「未経験可」の求人を探すのがおすすめです。スキルに自信がない場合は、ハローワークで職業訓練に申し込むことも検討してみましょう。
ハローワークの職業訓練については、「ハローワークの職業訓練って何?受講できるコース一覧や申し込み方法を解説」のコラムをご確認くださいね。
転職エージェントを活用する
自分一人での転職活動に不安を感じるなら、転職エージェントの活用がおすすめです。エージェントは単に求人を紹介するだけでなく、あなたの強みを引き出し、適切な職種を提案してくれる強力な味方になります。
転職エージェントを活用するメリットは以下のとおりです。
- ・非公開求人の紹介が受けられる
- ・書類選考や面接対策のサポートが受けられる
- ・給与交渉のアドバイスがもらえる
特にフリーターや第二新卒向けの転職エージェントは、経験が少なくても丁寧にサポートしてくれます。転職エージェントに相談しながら自分でも情報収集を行うことで、適職に出会える可能性が高まるでしょう。
営業職のつらさに関するまとめ
営業職のつらさには、複数の原因が関係している可能性があります。「つらい」と感じたら、原因を探り、適切な対処法を探してみましょう。自分なりの営業スタイルの確立、定期的な振り返り、ストレス管理法の習得などによって、つらさを軽減できるかもしれません。
一人で悩みを解決できないときは、就職・転職エージェントに相談するのも一つの手。若年層を中心に就職・転職の支援を行うハタラクティブでは、専任のキャリアアドバイザーが1対1であなたのお悩みをヒアリングし、一緒に解決策を探していきます。
未経験から挑戦できる企業の求人がそろっており、あなたに合う企業を厳選して紹介することも可能です。営業職以外にも魅力的な職種の求人が見つかるので、ぜひご相談くださいね。
営業職に関する疑問Q&A
ここでは、営業職に関するよくある疑問をQ&A形式で解決します。営業職についてお悩みや気になることがある人はぜひご覧くださいね。
営業を「楽しすぎ」と感じるのはどのような人?
営業の仕事を楽しみながら続けられる人に見られる特徴としては、「コミュニケーション力がある」「自主的に行動できる」などが挙げられます。
また、自分の扱う商品やサービスに自信をもっている人も、それらを顧客に提案する営業の仕事に楽しみを見出せるでしょう。営業成績によって自分の才能や努力が明確に評価されることに喜びを感じる人も、営業の仕事を「楽しい」と感じる可能性があります。
女性が営業職として働くとストレスを感じますか?
営業職を「つらい」と感じるかどうかは性別に関係なく、個性や能力、置かれている状況などによるところが大きいのが実情です。
コミュニケーション力や提案力といったスキルを備えていれば、男女関係なく営業職として働き続けられるでしょう。なお、結婚や出産といったライフイベントと仕事を両立させたい場合は、育児休業や産前産後休業について確認しておくのがおすすめです。
大手企業の営業職はつらい?
一概に「つらい」とはいえません。大手企業の営業職には、「知名度の高い商品やサービスを提案できる」「アポイントが取りやすい」などの利点があります。一方、「競争が激しい」「組織が大きく意思決定に時間が掛かるため、顧客の要望に迅速に対応できない」などのつらさがある場合も。
つらさを感じるポイントは人それぞれ異なるので、自分の適性に合った企業を選ぶことが大切です。
営業職1年目でつらいです…乗り越える方法はありますか?
小さな目標設定が効果的です。いきなり大きな成約を目指すのではなく、「今日は3件アポを取る」「この商品の特徴を完璧に覚える」など、達成可能な目標を設定しましょう。そして、その小さな成功体験を積み重ねることで、自信をつけていくことが大切です。
1年目のつらさは長期的な視点で考えると、「成長期の痛み」と捉えられます。この時期に学んだことや経験したことは、あなたの将来のキャリアにとって貴重な財産となるでしょう。
内向的な人には営業職はつらいですか?
確かにつらさを感じやすい面があります。しかし、内向的な性格が営業職に向いていないというわけではありません。「傾聴力が高い」「顧客と信頼関係を築ける」などの強みを活かした営業スタイルを確立できれば、十分に活躍することが可能です。
「営業職がつらい」「自分に合う仕事が分からない」という人は、ぜひハタラクティブにご相談ください。専任のキャリアアドバイザーがあなたの強みや経験をもとに、適性に合った求人をご紹介します。
