この記事のまとめ

  • 体調不良以外で仕事を休む理由は、家族の体調不良や身内の不幸など正当なものを選ぼう
  • 仕事を休む連絡をする際は電話が基本で、始業前に理由を簡潔に伝えるのがマナー
  • 当日欠勤の注意点は月曜日や連休明けを避けたり、同じ理由を繰り返さなかったりすること
  • 頻繁に仕事を休みたくなるなら、転職を検討してみよう

正社員として働くなかで、「体調不良じゃないけど休みたい」「当日でも使える理由には何があるの?」と悩んでいる方もいるでしょう。体調不良ではなくても、どうしても仕事を休まなければならない状況は誰にでも起こり得ます。しかし、当日になって休む連絡をする場合、どのような理由を伝えれば良いのか迷ってしまいますよね。

体調不良以外に当日で使える理由には、「家族へ看病・介護する必要がでた」「身内で不幸があった」「通勤・生活トラブルが起きた」などが挙げられます。会社へ連絡をする際は、始業開始時間前に電話で連絡することで、誠意を伝えられるでしょう。適切な行動をとることで、会社からの信頼を失うのを避けられますよ。

このコラムでは、体調不良以外でも会社に伝えやすい休む理由を例文付きで5つ紹介します。また、キャリアアドバイザーの中野さんのアドバイスを交えつつ、休む連絡をするときのマナーや注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

【例文付き】当日に体調不良以外で仕事を休む理由5選

体調不良ではないけれど、どうしても仕事を休みたい日ってありますよね。でも、当日になってから休む連絡をする場合、どんな理由を伝えればいいのか悩む人も多いのではないでしょうか。

ここでは、体調不良以外で当日でも使える、会社に伝えやすい休む理由を例文付きで5つ紹介します。会社に配慮した行動をとることで、印象が悪くなるのを避けられるでしょう。

当日に体調不良以外で仕事を休む理由

  • 家族に体調不良者がでた
  • 身内の不幸があった
  • 介護する人が自分以外にいない
  • 通勤トラブルに巻き込まれた
  • 生活トラブルに対応する必要がある

1.家族が体調不良になった

家族に具合の悪い人が出た場合、特に子どもや高齢者の世話をする必要があるときは、正当な休暇理由となります。たとえば、子どもが急に熱を出した場合、保育園や学校から呼び出しがかかり、病院に連れて行く必要が生じたりするケースがあるでしょう。

そのような場合は、すぐに対応する必要があり、会社を休まざるを得ない状況が生じます。仕事よりも家族の健康を優先することは理解を得やすいため、やむを得ない理由と判断されやすいでしょう。

状況が落ち着いたら、どのくらいの期間休む必要があるのか、具体的な復帰見込みを伝えることが大切です。会社側が状況を把握しやすくなれば、悪印象をもたれるのを避けられるでしょう。

例文

「大変申し訳ありませんが、子どもが高熱を出しており、保育園から迎えに来るよう連絡がありました。妻(夫)が出張中のため、私以外に看病できる人がいないため本日は休暇をいただきたく存じます。急な連絡となり申し訳ありません。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。」

2.身内の不幸があった

身内の不幸は、会社が当日欠勤を認めざるを得ない、やむを得ない理由の一つです。急な不幸は予測できないため、通夜や葬儀の準備などをするために仕事を休む必要がでてきます。

身内の不幸を理由にする際は、故人との関係性(祖父母、親戚など)を簡潔に伝えましょう。また、通夜や葬儀の日程が未定の場合でも、まずは連絡を入れることが大切です。具体的な内容は、落ち着いてからあらためて連絡すると伝えれば問題ありません。

例文

「大変申し訳ございませんが、今朝、祖父が急逝したとの連絡を受けました。急遽、実家に戻り葬儀の準備等を行う必要があるため、本日は休暇をいただきたく存じます。急なことで大変恐縮ですが、明日以降の出勤についてはあらためてご連絡いたします。本日はご迷惑をおかけして申し訳ございません。よろしくお願いいたします。」

3.介護する人が自分以外にいない

高齢の家族や障がいをもつ家族の介護が必要な場合、特に代わりの介護者がいない状況では、緊急の休暇が必要になることがあります。自分以外に介護できる人がいない状況であれば、会社も休む理由として理解を示してくれるでしょう。

介護を理由に休む場合は、状況を簡潔に伝えて、会社に心配をかけすぎないようにすることが大切です。介護はデリケートな問題のため、詳細まで説明する必要はありません

例文

「申し訳ありませんが、本日は休暇をいただきたく連絡いたしました。要介護状態の母の通常のヘルパーさんが急病で来られなくなり、代わりの方も手配できない状況です。母は一人では生活できないため、本日は私が付き添う必要があります。急な連絡となり大変恐縮ですが、ご理解いただけますと幸いです。」

4.通勤中にトラブルに巻き込まれた

電車の運行停止や大規模な交通事故、自然災害による通行止めなど、通勤中のトラブルで出社が物理的に不可能になることがあります。こうした事態は自分ではコントロールできないため、やむを得ない休暇理由となります。

特に大雪や台風などの悪天候時には、公共交通機関が完全に麻痺することもあるでしょう。また、事故や災害により道路が封鎖されることもあります。このような場合、無理に出社しようとすると危険を伴うこともあるため、安全を優先することが大切です。

通勤トラブルを理由に休む際は、どの程度の遅延や運休が発生しているのか、いつ頃出勤できる見込みかなどを具体的に伝えましょう。また、トラブルの内容を簡潔に説明しておけば、会社側に心配をかけずに済みますよ。

例文

「現在、△△線で人身事故が発生し、全線運転見合わせとなっています。復旧の見込みが立っておらず、迂回ルートも大幅な遅延が発生しているため、本日の出社が困難な状況です。大変申し訳ありませんが、状況をご考慮いただき、本日は在宅勤務もしくは休暇の対応をさせていただければ幸いです。今後の状況については随時ご連絡いたします。」

5.生活上のトラブルに対応する必要がある

水漏れやガス漏れ、停電といった住居のトラブルは、放置すると危険を伴うため、緊急対応が必要となります。また、鍵の紛失や家の鍵が開かないといった状況も、すぐに対処しなければならないケースの一つです。

こうした生活上のトラブルは予測できないものであり、業者の来訪に立ち会う必要になることがあります。たとえば、水漏れが発生した場合、早急に水道業者に修理を依頼しなければ、自分の住居だけでなく近隣にも被害が及ぶ可能性も。このような状況での休暇は、上司や会社から理解を得やすいでしょう。

例文

「申し訳ありませんが、本日は休暇をいただきたく存じます。今朝、自宅のキッチンで水漏れが発生し、緊急で水道修理業者を手配しましたが、階下にも被害が広がりつつある状況です。リモートワークも検討しましたが、修理の立ち会いが必要なこと、また断水の可能性も考慮し、本日は業務に集中することが難しいと判断いたしました。ご迷惑をおかけし申し訳ございませんが、ご理解いただけますようお願い申し上げます。」

仕事をズル休みしたいと思う理由は?伴うリスクや悩みの解消方法を知ろう」のコラムでは、仕事をズル休みしたいと思う理由や仕事をズル休みしたい当日に使える理由を解説しているのでチェックしてみてください。

精神的な不調があるときは無理をしないことが大切

なかには身体的な体調不良でなくても、精神的な不調で「どうしても会社に行きたくない」と感じている人もいるでしょう。精神的な不調を感じるときは、無理に出社せずに休息をとることが大切です。無理に出社することでかえって症状が悪化し、長期休職につながる可能性もあります。

 

仕事に限界を感じるときの休むべきサインは?気づけない理由や対処法を解説」のコラムでは、仕事を休むべきサインや仕事が限界だと感じたときの対処法を解説しているので参考にしてみてください。

当日に体調不良以外の理由で仕事を休む場合のマナー

当日の欠勤は職場に迷惑をかけることになるため、最低限のマナーを押さえておく必要があるでしょう。当日に仕事を休む際のマナーをしっかり押さえておくことで、上司や同僚との信頼関係を損なわず、スムーズに休暇をとりやすくなります。

以下では、体調不良以外で仕事を休む際の連絡方法や伝え方のポイントを解説するのでチェックしておきましょう。

連絡方法はメールではなく電話が基本

当日に仕事を休む連絡をする場合、基本的には電話で直接伝えることが望ましいでしょう。電話なら相手に確実に情報が伝わり、質問があればその場で対応できます。

メールやLINEなどの文字ベースの連絡手段は、読まれなかったり気づかれなかったりするリスクがあるため、緊急の連絡をするときは避けましょう

もし直属の上司に連絡が取れない場合は、同僚や人事部など、確実に情報を伝達してくれる人に電話しておくのも手です。状況が落ち着いたら、必要に応じてメールで詳細を補足するという方法もあります。

しかし、状況によっては、電話での連絡が難しい場合もあるでしょう。その際は、メールやチャットツールを利用して、電話ができる状況になったら連絡するなど、臨機応変な対応をすれば問題ありません。

始業開始時間を過ぎてからの連絡は避ける

仕事を休む連絡は、始業時間前に行うことが基本です。始業時間後に連絡すると、無断欠勤を疑われる可能性があります。職場の業務計画に支障をきたす原因となり、同僚に迷惑をかけることもあるでしょう。

特に急な欠勤の場合、あなたの担当業務の引き継ぎや調整が必要になるため、できるだけ早い段階での連絡が求められます。当日に欠勤する旨を伝える際は、遅くとも始業の30分前までには連絡するよう心がけましょう

理由は簡潔に伝える

休む理由は、できるだけ簡潔に伝えましょう。詳細に説明しすぎると、かえって不審に思われる可能性もあります。

たとえば、「祖母が亡くなりまして…」「祖母の葬儀で…」といったように、簡潔に理由を伝えるのがポイントです。会社から詳細を聞かれた場合は、聞かれたことにだけ答えるようにしましょう

当日「私用のため」や「急用ができた」という理由は避けるのが無難

当日に「私用のため」や「急用ができた」といった曖昧な理由で休むことは避けるべきです。具体性に欠けた内容は、本当に休む必要があるのか疑問をもたれる可能性があるため上司や同僚からの信頼を損なうリスクがあります。

 

より具体的な理由を伝えることで、相手の理解を得やすくなります。たとえば、「私用のため」という代わりに「引越し業者の立ち会いが必要なため」と伝えれば、相手も状況を理解しやすくなるでしょう。

ただし、プライバシーに関わる内容まで詳細に説明する必要はありません。適度な具体性をもちつつも、個人的なことを深く掘り下げられることがないよう、バランスを取った伝え方を心がけましょう。

仕事を休む理由の伝え方は?プライバシーに関わる内容を説明するコツも紹介」のコラムでは、プライバシーに関する内容の伝え方を解説しているのでチェックしてみてください。

出勤の見込みを伝える

仕事を休む連絡をする際は、いつ出勤できるようになるかの見込みも併せて伝えることが大切です。「明日には出勤できる見込みです」「午後からなら出社できそうです」など、具体的な時間の目安を伝えると、職場側も対応がしやすくなります。

出勤の見込みが不明確な場合は、「状況が判明次第、再度連絡します」と伝え、変更があれば速やかに連絡する姿勢を示しましょう。まだわからないことが多い場合でも、現時点での見通しを伝えることが、お互いの信頼につながりますよ。

業務の引き継ぎについて伝える

当日に仕事を休む連絡をする際、自分が担当している業務対応についても伝えておくと安心です。特に緊急の対応が必要な案件やその日に期限がある作業がある場合は、誰がカバーできるか、どのように対応すべきかなどの情報を共有しましょう

たとえば、「午後からの会議資料は、デスクトップのフォルダに保存してあります」「△△プロジェクトの納期は明日ですが、すでに9割方完成しています」というように、具体的な情報を伝えることで、職場の混乱を最小限に抑えられます。

また、在宅で対応可能な仕事があれば「メールで連絡をいただければ対応できます」と伝えるなど、できる範囲での協力姿勢を示すことも大切です。周囲への配慮を忘れずに行うことで、職場の人間関係も良好に保ちやすくなりますよ。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

中野 来未

中野 来未

日々働くなかで、「仕事に行きたくない」と誰でも感じた経験があるでしょう。体調が悪いわけではないものの、準備をして出社するのが億劫に感じることがあると思います。

「行きたくないから休む」を繰り返すのは危険です。会社からの信用を失いやすくなり、評価が下がる可能性があります。

まずは、憂鬱に感じる原因を見つけてみましょう。「疲労が溜まっている」「精神的なストレスを感じている」など、仕事に行きたくないと感じる原因は人それぞれです。原因を見つけて対策をすれば、前向きに業務に取り組める可能性がありますよ。

当日に体調不良以外の理由で仕事を休むときの注意点

当日に仕事を休む際は、会社への連絡だけでなく、休んでいる間の過ごし方にも注意が必要です。ズル休みだと判断されれば、会社との信頼関係にも影響します。

以下で、当日に体調不良以外の理由で仕事を休むときの注意点を解説するので、チェックしておきましょう。

月曜日や連休明けの欠勤を避ける

当日に仕事を休む場合、月曜日や連休明けは避けましょう。月曜日や連休明けばかり当日に休む連絡をすると、「休み明けが憂鬱で休んだのではないか」「連休を延長したいだけ」と疑われやすくなるためです。

また、月曜日は一週間の業務計画が立てられる重要な日であることが多く、この日に急に休むことで、チーム全体の業務に大きな支障をきたす可能性があります。どうしても月曜日や連休明けに休まざるを得ない場合は、できるだけ具体的かつ真実の理由を伝え、前もって連絡するよう心がけましょう

仕事が憂鬱で会社に行きたくない…つらいときの対処法は?乗り切る方法も」のコラムでは、仕事が憂鬱になる理由や仕事が乗り切り方を解説しているので参考にしてみてください。

SNSへの投稿や外出を控える

仕事を休んだ日にSNSへの投稿や外出を行うことも、当日に体調不良以外の理由で仕事を休むときに避けるべき行動です。SNSで遊んでいる様子や外出している写真をアップすると、「休暇を不正に取得したのではないか」と誤解される可能性があります。

たとえ正当な理由で休んでいたとしても、会社の同僚や上司に不信感を与えてしまうかもしれません。自分の行動が誤解を招かないよう、慎重に行動することが大切です。公共の場所で同僚や上司と鉢合わせるリスクも考慮し、不要な外出は控えるようにしましょう。

同じ理由を繰り返し使わない

当日に体調不良以外の理由で仕事を休む際には、同じ理由を短期間に繰り返し使うのは望ましくありません。同じ理由が短期間に重なると不自然さが際立ち、嘘をついているのではないかと疑われる可能性があります。

実際の理由で休むことが基本ですが、やむを得ず異なる理由を伝える場合も、以前に使った理由を記録しておき、同じものを繰り返し使わないよう注意しましょう。信頼を失うと、本当に緊急事態が発生した際にも信じてもらえなくなる恐れがあります。

当日に会社休む理由を探してしまうなら転職を検討しよう

体調が悪いわけではないものの、毎週のように仕事を休む理由を探してしまうようであれば、転職を検討してみるのも一つの方法です。単に休みたいという気持ちではなく、仕事へのストレスや職場環境への不満が潜んでいる可能性があります。

 

仕事に行きたくないという気持ちを抱えたままでいると、精神的な負担が増えるだけでなく、無理に理由を作って休むことで職場での信頼も失ってしまいかねません。

まずは、「会社に行きたくない」という気持ちが強く、繰り返し理由を探してしまう原因を見つけましょう。原因に対して対策をしても休みたい気持ちが改善されないようであれば、転職を視野に入れることも一つの解決策といえるでしょう。

仕事を辞めるのは逃げじゃない!退職の判断基準と逃げ癖の改善方法を解説」のコラムでは、仕事を辞めても良いか見極めるポイントを解説しているので参考にしてみてください。

【まとめ】働きながら転職活動するならプロに頼ろう

当日に仕事を休みたいときに体調不良以外で使える理由には、「家族で体調不良者がでた」「身内の不幸があった」などが挙げられます。当日欠勤は会社に迷惑がかかるので、速やかに連絡したり、復帰目途を伝えたりするなどの配慮をすることが大切です。

体調が悪いわけではないけど仕事を休みたいと感じることもありますよね。しかし、頻繁に休みたいと感じるのであれば、それは現在の仕事や環境に問題がある可能性があります。そんなときは、無理に今の職場に留まるより、新しい環境を探すことも選択肢の一つです。

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