この記事のまとめ
- 中卒から挑戦できる仕事には、「飲食店スタッフ」「介護職」「営業職」などがある
- 中卒者が仕事を探す際は、学歴よりも人柄やスキルが評価されやすい職種がおすすめ
- 中卒から正社員就職を成功させるには、自己分析で自分の強みや適性を明確にすることが大切
- 学歴に不安のある方は、就職・転職エージェントを活用しよう
「中卒でも就職できる?」「中卒からできる仕事には何がある?」と悩んでいる方もいるでしょう。学歴に自信がもてないと、就職できるか不安になりますよね。
中学新卒者の就職内定率は8割程度と高校新卒者や大卒者よりも下回るものの、決して低い数字ではありません。中卒から挑戦できる仕事は「飲食店スタッフ」や「介護職」などたくさんあります。学歴よりも人柄やスキルが評価される職種を選べば、自分に合った仕事を見つけられるでしょう。
このコラムでは、キャリアアドバイザーの林さんのアドバイスを交えつつ、中卒者におすすめの仕事をまとめています。また、中卒から正社員就職を成功させるポイントや仕事を見つける方法もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
中卒から正社員の仕事に就ける?就職事情とは?
中卒から正社員の仕事を目指すことはできます。ただし、高卒や大卒と比較すると就職の難易度は高いのが事実です。
中卒から正社員を目指すなら、情報収集や選考対策を万全に行うことが大切ですよ。
以下で、中卒の就職事情を解説するので、これから就職活動を始める方はチェックしておきましょう。
就職内定率は82.6%で大卒・高卒と比べて低め
中学新卒者の就職内定率は、大卒・高卒と比べるとどのくらい差があるかみてみましょう。厚生労働省の「令和6年度『高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る 求人・求職・就職内定状況』取りまとめ(3月末現在)」と「令和7年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)を公表します」をもとに、中学新卒と高校新卒の就職内定率の違いを以下にまとめました。
| 学歴 | 就職内定率 |
|---|---|
| 中学新卒 | 82.6% |
| 高校新卒 | 99.0% |
| 大学新卒 | 98.0% |
参照:厚生労働省「令和6年度『高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る 求人・求職・就職内定状況』取りまとめ(3月末現在)(p.2)」「令和7年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)を公表します(p.3)」
中学新卒の就職内定率は82.6%と、高校新卒の99.0%や大学新卒の98.0%と比較すると低いことがわかります。
ただし、82.6%という数字は決して低いわけではありません。学歴よりも本人のやる気や適性を評価する企業は確かに存在します。そのため、中卒の方も十分に就職できる可能性はあるでしょう。
ただし、ご紹介したのは「中学新卒(中学校を卒業してすぐに就職する方)」のデータです。「中卒」とは、最終学歴が中学校卒業である方を指し、必ずしも中学新卒の方だけを意味するわけではありません。高校に進学せずニートやフリーターになった方や、高校を中退された方も「中卒」に該当します。
高校新卒に比べて就職先の選択肢が少ない傾向にある
高校新卒者に比べて、中学新卒者向けの求人数は少ない傾向にあります。厚生労働省の「令和6年度『高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る 求人・求職・就職内定状況』取りまとめ(3月末現在)」をもとに、令和7年3月末現在での中学新卒者と高校新卒者における求人数の差を確認してみましょう。
| 学歴 | 求人数 |
|---|---|
| 中学新卒者 | 919人 |
| 高校新卒者 | 49万9,237人 |
参照:厚生労働省「令和6年度『高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る 求人・求職・就職内定状況』取りまとめ(3月末現在) 第6表 高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況の推移(p.5~6)」
高卒新卒者が応募できる求人数は49万9,237人であるのに対し、中卒新卒者は919人です。中卒新卒者は高卒新卒者の約0.2%しか求人数がありません。この結果は中学新卒の方のみのデータとはいえ、中卒者が就職活動をするうえでの選択肢の幅が狭いことが予想できるでしょう。
職業訓練校や専門学校で技術や資格を取得することで、正社員として採用される可能性は高まります。また、アルバイトからスタートして、仕事ぶりが認められて正社員になるケースも少なくありません。自分自身のスキルや経験を積むことで、就職の選択肢を広げられるでしょう。
中卒の正社員採用に役立つ資格とスキルは、「中卒から正社員を目指すなら学歴不問を狙おう!成功のコツと求人の探し方」のコラムで解説しているので、チェックしてみてください。
参照元
厚生労働省
令和6年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」取りまとめ(令和7年3月末現在)
令和7年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)を公表します
中卒で就業している人のうち正社員として働いている人の割合は34%
中卒から正社員として働いている人がどのくらいいるのか気になる方もいるでしょう。厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査の概況」をもとに、最終学歴ごとに正社員として働いている人の割合と正社員以外の労働者の割合を以下でまとめました。
| 最終学歴 | 正社員 | 正社員以外の労働者 |
|---|---|---|
| 中学 | 34.0% | 66.0% |
| 高校 | 63.5% | 35.8% |
| 専修学校(専門課程) | 70.8% | 29.1% |
| 高専・短大 | 68.7% | 30.5% |
| 大学 | 87.3% | 12.7% |
| 大学院 | 81.0% | 19.0% |
参照:「令和5年若年者雇用実態調査の概況 表9-2 最終学歴、雇用・就業形態別在学していない若年労働者割合(p.12)」
在学していない若年労働者のなかで中卒者が正社員として働いている人の割合は34%です。これは高卒者の正社員比率63.5%、大卒者の87.3%と比べると差があります。
一方、正社員以外の労働者の割合は、中卒者が66.0%と最も多い結果でした。中卒者の多くが、正社員よりもパート、アルバイト、契約社員などの非正規雇用で働いている現状を示しています。
しかし、中卒から正社員になっている人も一定数いるため正社員就職を諦める必要はありませんよ。
「フリーターから正社員になるのは難しい?おすすめの職種や就職のコツを解説」のコラムでは、フリーターと正社員の違いを解説しているので、働き方の違いを知りたい方はチェックしてみてください。
参照元
厚生労働省
令和5年若年者雇用実態調査の概況
ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

林 瑠莉香
中卒での就職は、高卒や大卒と比べて仕事の選択肢が狭まることで就職活動が不利に感じることもあるかもしれません。「中卒だから自分には無理だ」と、就職自体にためらいを感じる方もいるでしょう。
しかし、企業のなかには学歴よりも、ポテンシャルや人柄を評価する場合があります。年齢の若さやポテンシャルを重視する企業では正社員就職を目指せるので学歴をネガティブに捉えすぎる必要はありませんよ。
中卒から就職することで、早期に社会経験を積めたり、若いうちから業務スキルを習得できたりするメリットがあります。前向きに就職活動を行って、これからのキャリアの一歩を踏み出しましょう。
中卒から正社員を目指しやすい仕事の特徴
正社員を目指しやすい仕事には、人手不足が常態化している業界の仕事や研修制度が整っている企業の仕事などが挙げられます。これらの特徴を理解し、自分に合った仕事を探すことが大切です。
以下で、中卒から正社員を目指しやすい仕事の特徴を解説するので、求人を探すときの参考にしてみてください。
人手不足の傾向がある
人手不足の業界は、中卒者にとって正社員になるチャンスを見つけやすい分野です。人材確保が急務となっているため、学歴よりも「働く意欲」や「長く続ける可能性」を重視する傾向があります。
たとえば、介護・福祉業界は高齢化に伴い常に人材を求めており、未経験者を積極的に採用している企業も。就業経験がない場合も、働く意欲と学ぶ姿勢をアピールすれば採用される可能性があるでしょう。
研修制度が充実している
中卒から正社員を目指すなら、研修制度が整っている企業を選ぶのも良いでしょう。研修制度が充実していれば実際の業務で必要な知識を働きながら身につけられるため、学歴に関係なくキャリアアップできるチャンスがあります。正社員登用制度を利用して正社員を目指す場合は、会社で設けられている正社員登用試験を受けるのも検討してみましょう。
中卒者におすすめの仕事11選
ここでは、学歴よりもやる気や人柄、スキルを重視する傾向のあるおすすめの仕事を11個紹介します。未経験から挑戦しやすい仕事をまとめたので、興味があるものやこれまでの経験を活かせそうな職種がないか、チェックしてみてください。
1.飲食店スタッフ
飲食店スタッフは、学歴に関係なく挑戦しやすい仕事の一つです。飲食店スタッフの主な仕事は、お客さまの注文を受けたり料理を運んだりすること。調理補助や店内の清掃などを行うこともあります。
飲食業界では、学歴よりも接客態度や仕事への意欲を重視する傾向があるため未経験から挑戦しやすいでしょう。飲食店での経験を積むことで、接客スキルやチームワーク力、時間管理能力など、社会人として必要な基本的なスキルを身につけられます。
また、基本的なホール業務やキッチン業務に加え、食材管理、在庫管理、シフト作成、売上管理など、店舗運営に関わる幅広い業務を意欲的に学ぶことで、店長やエリアマネージャーへのキャリアアップも目指せるでしょう。
2.介護職
介護職は、日本の高齢化により需要が高まっている職種です。介護施設などで、高齢者や障がいのある方の食事や入浴、排せつなどの介助など生活のサポートをします。
介護業界は人材不足の経験があるため、 無資格・未経験者を募集しているところも少なくありません。「人の役に立ちたい」「直接感謝されることに喜びを感じる仕事がしたい」といった人に向いているでしょう。
無資格・未経験で介護職員として働き始める際は、最初は入浴や食事の準備・見守り、環境整備などの業務から慣れていくことが一般的です。実務経験を積みながら「介護職員初任者研修」の資格を取得すれば、単独での身体介護ができるようになるため仕事の幅が広がります。また、資格手当による収入アップも目指せるでしょう。
3.ホテルスタッフ
ホテル業界には、フロントやベルスタッフ、客室清掃などさまざまな職種があります。お客さまのチェックイン・アウト対応や客室への案内、荷物の運搬、客室の清掃など資格が求められない業務を行うのが基本なので、未経験から就職を目指しやすいでしょう。
ホテルスタッフの仕事に就くことで、接客マナーをはじめとした社会人として役立つスキルを身につけられるメリットがあります。
4.営業職
営業職は、学歴よりも成果が評価される職種です。営業職では、自社の商品やサービスをお客さまに提案し、契約を獲得するために交渉や関係構築を行います。
仕事の性質上、コミュニケーション能力や交渉力、提案力などを求められる職種のため、学歴は問われにくい傾向があるでしょう。未経験者向けの研修制度が充実している企業もあるため、ゼロからスキルを身につけられます。
営業職のメリットは、成果に応じて収入アップが期待できる点です。基本給に加えてインセンティブや歩合給が設定されていることがあります。頑張ったぶんだけ報酬に反映されれば、働くモチベーションにつながるかもしれません。
「営業職とは?どんな種類がある?仕事内容や就活成功のポイントを解説!」のコラムでは、営業職のメリット・デメリットや未経験から挑戦しやすい業界を解説しているので参考にしてみてください。
5.データ入力スタッフ
データ入力スタッフは、パソコンを使ってデータの整理や集計をしたりする仕事です。パソコンの基本操作ができれば始められるため、就職活動で学歴が不利になる可能性は低いでしょう。
特別な資格や高度な専門知識は必要ないため、正確性と集中力をアピールすれば未経験から始めやすい仕事です。また、黙々と作業する傾向があるので、人と接することが苦手な方にも向いています。
6.コールセンタースタッフ
コールセンターは、学歴よりもコミュニケーション能力や対応力が重視される職場です。電話対応や問い合わせ処理など、マニュアルに沿って業務を行うため未経験者も取り組みやすいでしょう。新人向けの研修も整っている企業もあるので、働きながら業務に必要なスキルを見つけられるのも魅力です。
また、シフト制を採用している職場もあるため、自分のライフスタイルに合わせた働き方が可能です。経験を積むことで、スーパーバイザーやトレーナーなどへのキャリアアップを目指せるでしょう。
7.警備員
警備業は18歳以上といった年齢制限がありますが、学歴を問わず挑戦できる職種の一つです。一口に警備員といっても、施設警備や交通誘導、イベント警備などさまざまな業務内容があります。
「警備業法施行規則(昭和五十八年総理府令第一号)第三十八条」により、警備員は「新任研修」と呼ばれる20時間以上の研修を受けることが義務付けられているため、未経験からでも安心して働けます。
夜勤や交代制勤務の職場もあるので、夜勤手当などで収入アップが期待できます。体力に自信があり、責任感のある方に向いている仕事といえるでしょう。
また、警備業は社会の安全を支える重要な仕事で、やりがいを感じられる点も魅力です。長く勤務し経験を積めば、現場責任者や管理職へのキャリアアップも目指せますよ。
参照元
e-Gov法令検索
警備業法施行規則(昭和五十八年総理府令第一号)
8.ITエンジニア
ITエンジニアは、学歴よりもスキルや実績が重視される分野です。未経験者向けの研修制度を設けているIT企業もあるので、働きながらスキルを学べる環境もあります。技術の進化が早い分野なので、常に新しい知識を学び続ける姿勢が大切です。
ITエンジニアでは、HTMLといったマークアップ言語やJavaScript、Pythonなどのプログラミング言語の習得が求められます。独学でプログラミングを学び、作成したポートフォリオを企業側に評価されれば就職が有利になるでしょう。
独学が難しいと感じる場合はプログラミングスクールで基礎を学び、小規模な案件から経験を積んでいくのがおすすめです。
「ITとは?覚えたい用語や未経験からチャレンジしやすい職種をご紹介!」のコラムでは、IT企業で働くメリットとデメリットやIT業界のなかで未経験からチャレンジできる職種を解説しているので、興味のある方はチェックしてみてください。
9.公務員
公務員になるための「公務員試験」は、学歴に関わらず受験できるものがあるため、条件をクリアしていれば中卒者も目指せるでしょう。一部の専門職や国家公務員総合職試験など特定の職種では学歴が要件となる場合もありますが、一般行政職では学歴不問が基本です。
公務員試験に挑戦するには、試験科目や受験資格を事前に確認しておきましょう。試験内容も市区町村によって異なるため、確認したうえで計画的に取り組むのがおすすめです。
なお、公務員試験に学歴は問われないものの、試験区分や自治体によって年齢制限があります。たとえば、人事院の「2025年度国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験)及び 専門職試験(大卒程度試験)の申込状況について」によると、「受験可能年齢を『20歳以上』とした」とあります。公務員を目指す際は、しっかりと受験条件を確認し、計画的に対策を行うのが望ましいでしょう。
参照元
人事院
報道発表資料
10.トラックドライバー
トラックドライバーを含む物流業界はインターネット通販の拡大に伴い、人材不足の傾向があります。そのため、学歴を問わず積極的に人材を採用している企業もあるでしょう。
体力はもちろん、安全運転への意識や時間管理能力が求められます。物流業界の需要は今後も高まると予想されており、将来性のある職種といえるでしょう。
トラックドライバーの業務内容は荷物の配送や集荷が中心なので、普通免許を取得していれば、軽貨物から始めることも可能です。ただし、普通免許が取れるのは18歳からといった年齢制限があるので注意しましょう。
「ドライバーの仕事内容は?一日の流れややりがいについて解説」のコラムでは、ドライバーの種類と仕事内や必要なスキル・資格をまとめているので、興味のある方はチェックしてみてください。
11.Webデザイナー
Webデザイナーは、学歴よりもデザインセンスやスキルが重視される職種なので、中卒から就職できるチャンスはあるでしょう。Webデザイナーになるためには、Photoshop(フォトショップ)やIllustrator(イラストレーター)などのデザインツールを操作するスキルと、「HTML(エイチティーエムエル)」や「CSS(シーエスエス)」といったWebサイトの見た目を整えるための特別な言葉を扱うスキルが求められます。
最初は独学やオンライン講座で基礎を学び、クラウドソーシングサイトで小さな案件を受注しながら経験を積み、実績を作っていくのがおすすめです。ポートフォリオを作成しておくと、応募先企業にスキルや実績をアピールできるので評価されやすくなりますよ。
Web業界は常に進化しているため、最新のトレンドやツールについて学び続ける姿勢が大切です。自分のセンスとスキルを磨き続けることで、フリーランスとして働く道も開かれるでしょう。
中卒から稼げる仕事はある?
中卒から稼げる仕事には、ITエンジニアやWebデザイナーなどが挙げられます。技術職や専門スキルが求められる職種では、経験とスキルを積むことで収入アップが期待できるでしょう。
また、企業によっては、学歴によって基本給が低く設定されていることもあるので「高校卒業認定試験(高卒認定)」の取得を目指すのもおすすめです。高校を卒業したことと同じくらいの学力があると国が認めてくれる試験なので、就職の選択肢を広げたり、将来の収入アップにつながったりする可能性もあるでしょう。中卒から正社員就職を成功させる4つのポイント
中卒から正社員就職を成功させるには、どんな準備をしたらいいか、どうやって仕事を探したらいいかを、前もってしっかり考えておくことが大切です。以下で、中卒から正社員就職を成功させるポイントを4つ解説するので、参考にしてみてください。
中卒から正社員就職を成功させるポイント
- 自己分析で自分の強みや適性を明確にする
- 仕事に活かせるスキルを身につける
- 熱意が伝わる履歴書を作成する
- 面接対策を徹底する
1.自己分析で自分の強みや適性を明確にする
中卒から正社員就職を目指すなら、まず自己分析から始めましょう。自分の強み・弱み、興味・関心がどこにあるかを明確にすることで、自分に合った仕事を見つけやすくなりますよ。
自己分析のやり方としては、学校生活やアルバイト経験など過去の経験を振り返り、どんなときにやりがいを感じたか、何に挫折したかを書き出してみましょう。たとえば、体を動かすことが好きなのか、人と話すことが得意なのか、細かい作業が向いているのかなどを考えてみることで、自分の特性がみえてきます。
また、友人や家族に「自分の良いところ」を聞いてみるのも一つの方法です。客観的な視点を取り入れることで、自分では気づかなかった強みが見つかるかもしれません。
自己分析のやり方は「自分のしたいことがわからない…見つけ方や仕事の探し方を解説」のコラムでも解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
2.仕事に活かせるスキルを身につける
中卒から正社員就職を目指すなら、実践的なスキルを身につけることも重要です。業界で求められる基本的なスキルや資格をアピールすることで評価されやすくなるでしょう。
スキルを身につける方法はオンライン講座や職業訓練校、独学などさまざまあるので自分に合った方法を選ぶのがおすすめです。
やみくもにスキルを身につけるのではなく、自分が目指す業界に合わせたスキルを見つけましょう。たとえば、パソコンスキルであればMOS資格、接客業ならビジネスマナー講座などがおすすめです。
3.熱意が伝わる履歴書を作成する
熱意が伝わる履歴書を作成するのも、就職活動を成功させるために重要なポイントの一つといえるでしょう。履歴書は企業に自分の第一印象を与える重要な書類なので、丁寧に作成することが大切です。
たとえば、誤字脱字があると「マナー意識や真面目さに欠ける」といったネガティブな印象を与えかねません。 丁寧な字で記入することで就職活動への真剣な姿勢を伝えられるでしょう。
履歴書の写真も印象を左右するため、清潔感のある服装と髪型で撮影したものを使用しましょう。「履歴書の書き方を解説!記載する際のマナーや好印象を与えるポイントも紹介」のコラムでは、履歴書の書き方を項目ごとに解説しているので、応募書類を作成するときの参考にしてみてください。
4.面接対策を徹底する
就職活動では、面接対策を徹底することで成功につながりやすくなります。面接でよく聞かれる以下のような質問に対する回答を事前に用意しておきましょう。
- ・あなたの長所と短所は何ですか?
- ・当社を志望した理由は何ですか?
- ・入社後、どのように活躍したいですか?
本番では誰でも緊張するものです。だからこそ、具体的かつ簡潔に答えられるよう練習しておけば、落ち着いて面接に臨めるでしょう。
面接中の質問には、面接官の目を見ながらはっきりと答えましょう。具体的なエピソードを交えて答えることで、説得力が上がりますよ。
「志望動機」では、なぜその会社で働きたいのか、自分がどのように貢献できるかを具体的に説明すると、説得力が増します。また、面接の最後には逆質問の機会が設けられる場合があるので、事前に会社研究をしたうえでの質問を用意しておくと良いでしょう。
中卒からできる仕事を見つける方法
中卒から仕事を見つける方法は、主に「求人サイトの活用」「ハローワークでの相談」「就職・転職エージェントの利用」の3つがあります。それぞれの特徴を理解して、自分に合った方法で仕事探しを進めていきましょう。
ここでは、中卒の方が効率的に仕事を見つけるためのポイントを解説します。
求人サイトで探す
中卒からできる仕事は、求人サイトで探すことができます。「学歴不問」や「未経験歓迎」といった条件で絞り込み検索ができるため、中卒でも応募可能な仕事を効率良く見つけられるでしょう。
求人サイトを活用する際のコツは、複数のサイトを併用することです。サイトによって掲載される求人の傾向が異なるため、いくつかのサイトを比較しながら探すと、より多くの選択肢が見つかりますよ。
アルバイトから正社員登用を目指す方法もある
中卒から就職するには、アルバイトから始めて正社員を目指すという方法も効果的です。「正社員登用制度」を採用している企業であれば、アルバイトとして働きながら実績を積んだあと、正社員として登用されるケースがあります。
実際に職場で能力を発揮することで、学歴よりもあなたの実力や人柄を評価してもらえる可能性があるでしょう。また、実際の業務内容や職場の雰囲気を知ったうえで就職できるので、ミスマッチを防げます。
ただし、正社員登用制度がない企業もあるので、アルバイト求人を探す際は「正社員登用あり」と明記されている求人に注目してみましょう。
「正社員登用制度に落ちる人の特徴とは?合格のコツ・落ちたときの対処法も!」や「アルバイトから正社員登用は難しい?就職のコツとメリット・デメリットは?」のコラムでは、正社員登用制度の概要やメリット・デメリットを解説しているのでチェックしてみてください。ハローワークに相談する
中卒から目指せる就職先を探す際は、ハローワークに相談するのもおすすめです。ハローワークは幅広い求人を扱っているので、学歴を問わない求人情報も見つけやすいでしょう。
ハローワークで提供されているこれらの求人情報は誰でも無料で閲覧できます。「ハローワークインターネットサービス」を利用すれば、施設に行かなくても求人を探せるので自分のペースで就職活動を進められますよ。
自分に合った求人が見つからない場合は、担当者に希望条件を伝えておくことで、条件に合った求人を紹介してもらうことも可能です。また、ハローワークには履歴書の書き方や面接対策などのセミナーも定期的に開催されているので、積極的に活用してみましょう。
これまでハローワークを利用したことがない方は、「ハローワークとは?詳しいサービス内容や利用時の流れなど分かりやすく解説」のコラムで利用できるサービスや流れをチェックしてみてください。
参照元
厚生労働省
雇用
就職・転職エージェントを活用する
中卒からできる仕事を見つけたい場合は、就職・転職エージェントの活用を検討してみてください。就職・転職エージェントは、あなたの状況を理解したうえで学歴よりもスキルや人柄を評価してくれる企業を紹介してくれます。
また、履歴書の書き方や面接対策など、プロのキャリアアドバイザーが就職活動全般をサポートしてくれるので自信をもって選考に臨めるでしょう。「一人で仕事探しを進めるのが心配」「自分にぴったりの仕事を見つけたい」という方は、検討してみてくださいね。
中卒でもできる仕事に関するまとめ
中卒から始められる仕事には、「飲食店スタッフ」「介護職」「ホテルスタッフ」「営業職」などが挙げられるでしょう。
学歴だけではなく、人柄やポテンシャルを評価してくれる企業はあるので、「中卒だからできる仕事はない」とネガティブになる必要はありません。まずは自分への理解を深めて、どんな仕事に就き、どんな働き方がしたいか考えてみることが大切です。
「中卒から就職できるか不安」「自分に合った仕事が分からない」とお悩みの方は、就職・転職エージェントのハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブは、若年層の就職・転職支援に特化しています。
豊富なカウンセリング実績をもつキャリアアドバイザーが、希望や経験、性格などをじっくりとヒアリング。過去の経験や好きなことなどを振り返りながら一緒に応募求人を探すので、やりたいことが明確でない方でも大丈夫ですよ。
ハタラクティブでは未経験者を積極的に採用する求人を多数扱っています。サービスはすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。
「中卒でもできる仕事」に興味がある方によくある質問
ここでは、中卒から始められる仕事に興味のある方によくある質問をQ&A形式で回答します。
中卒が「やばい」と言われる理由は何ですか?
中卒が「やばい」と言われる主な理由は、就職先の選択肢が限られることにあるでしょう。また、中卒の場合、高卒や大卒と比べて初任給が低いうえに、昇給も緩やかになるケースが多いようです。
しかし、これらはあくまで一般的な傾向であり、中卒だからといって「やばい」と決まるわけではありません。学歴よりも個人の能力や意欲、人柄を重視する企業もあるので広い視野をもって就職活動をすることが大切です。
中卒の15歳から就職できる仕事はありますか?
15歳から就職できる仕事は限られていますが、存在します。「労働基準法 第六章 年少者」では15歳以上であれば就労可能と定められていますが、18歳未満は「年少者」に該当するため労働時間や業務内容に制限があります。
15歳から就労可能な主な職種は、コンビニ・飲食店スタッフ、製造業の軽作業、農業・漁業の補助などです。若いうちから特定の業界で経験を積むことで、将来のキャリアにつながるスキルや知識を早期に身につけて専門性を高められるでしょう。
参照元
e-Gov法令検索
労働基準法(昭和二十二年法律第四十九号)
男性・女性問わず中卒が活躍できる仕事は?
中卒者が性別を問わず活躍できる職種は、技術やスキル、経験が重視されるITエンジニアやWebデザイナー、コミュニケーション能力や気配りが評価される接客業や販売員などです。自分の興味や適性に合った仕事を見つけ、そこで必要とされるスキルを身につけましょう。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは、どんな仕事が自分に合うか、から一緒に探すのでぴったりの職場を見つけられますよ。サービスは無料なのでお気軽にご相談くださいね。
