この記事のまとめ

  • 高卒者は営業職や販売・接客職、ITエンジニアなどさまざまな職種で活躍できる
  • 高卒者が就職活動をする際は、学歴より意欲やポテンシャルを重視する企業を探そう
  • 高卒から就職するメリットは、「若いうちから実務経験を積める」「安定収入を得られる」
  • 就職を成功させるポイントは、「自己分析を徹底する」「学歴不問の求人に注目する」など
  • 高卒でできる仕事を探したいなら、就職・転職エージェントに相談してみるのがおすすめ

「高卒から就ける仕事はあるの?」「学歴がないと選べる仕事が限られるのでは?」と不安に感じている方もいるのではないでしょうか。学歴に自信がもてないと、前向きに就職活動に取り組むのが難しくなりますよね。

高卒者が活躍できる仕事には、営業職や販売・接客職、介護職、事務職など多岐にわたります。学歴不問」「未経験OK」の求人に着目し、「高卒からできる仕事は少ない」といった固定観念を捨てて広い視野で検討することで、自分に合った仕事を探しやすくなりますよ。

このコラムでは、キャリアアドバイザーの中野さんのアドバイスを交えつつ、高卒者におすすめの職種をまとめています。また、高卒で就職するメリットや適職を見つけるためのポイントも紹介しているので、高卒からの就職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

高卒でできる仕事はある!おすすめの職種8選

最終学歴が高卒の方が活躍できる仕事は数多く存在します。たしかに、「大卒以上」の求人は多いものの、学歴よりもやる気や適性を重視する企業もあるためです。高卒者が就職活動をする際には、自分の強みを活かせる職種を選びましょう。

以下で、高卒者におすすめの仕事を8つ紹介するので、あなたに合った仕事を見つけるための参考にしてみてくださいね。

1.営業職

営業職は顧客さまに対して商品やサービスを提案し、契約を獲得する仕事です。初めは研修からスタートし、徐々に経験を積んでいくスタイルが一般的なので、高卒・未経験からでも安心してステップアップできるでしょう。

営業職の魅力は、コミュニケーション能力や交渉力など、実践のなかで身につくスキルが豊富にあるところです。営業の成果は売上という数字で評価されます。成果に応じてインセンティブがもらえる会社もあるので、頑張り次第で収入アップも期待できる点もメリットといえるでしょう。

なお、営業職は、法人営業や個人営業、ルート営業などいくつかの種類に分類されます。以下で、それぞれの仕事内容と向いている人の特徴をまとめました。

営業職の種類仕事内容の特徴向いている人の特徴
法人営業企業相手の営業で、安定した取引がしやすい計画的で論理的な人
個人営業個人相手の営業で、成約が早い傾向があるコミュニケーション力が高い人
ルート営業既存顧客への営業を行う細やかなフォローができる人
新規開拓営業新しい顧客を開拓するため、契約を獲得したときにやりがいや達成感を得られる可能性がある積極的で粘り強い人

営業職は会社に欠かせない存在で、求人数も豊富です。幅広い業界で求められるため、自分の興味のある分野で仕事を探してみると良いでしょう。

営業職とは?どんな種類がある?仕事内容や就活成功のポイントを解説!」のコラムでは、営業職に必要なスキルや未経験から挑戦しやすい業界をまとめているのでチェックしてみてください。

2.販売・接客職

販売・接客職は店舗などでお客さまと直接関わり、商品の販売やサービスの提供を行う仕事です。学歴や経験が問われにくい傾向があり、研修制度が充実している企業もあるため社会人経験がない高卒者も安心して働き始められるでしょう。

お客さまと直接関わる仕事なので、人と接することが好きな人に向いています。働きながら接客スキルやコミュニケーション能力など、どの業界でも活かせる基礎力が身につけられるでしょう。

また、経験を積むことで店長やスーパーバイザーなどへのキャリアアップを目指せるため、将来の選択肢が広がります。

3.介護職

介護職は、高齢者や身体の不自由な方に対して、日常生活のサポートを行う仕事です。介護職は高齢化社会の日本において需要が高い仕事ですが、人手不足な傾向にあります。そのため、未経験の高卒者も無資格から挑戦できるでしょう。

人の役に立てる仕事なので、やりがいや社会貢献につながることがあります。人との関わりを大切にしたい方、誰かの支えになりたい方に向いている職業です。

また、資格取得支援制度がある職場もあるため、スキルアップしやすい環境が整っているのが特徴です。介護職に活かせる資格を取得したいなら、「介護職員初任者研修」の取得を目指すのが望ましいでしょう。「介護職員初任者研修」は学歴や経験を問われないため高卒者も受講可能。介護の基本的な知識と技術を身につけられます。

さらに、「介護福祉士実務者研修」を取得すれば、国家資格の「介護福祉士」を受講できるため、資格手当による収入アップや仕事の幅の広がりも期待できるでしょう。

4.事務職

事務職は、書類作成やデータ入力、電話対応など企業の円滑な運営を支える事務業務を行う仕事です。特別な資格や専門スキルが不要で、基本的なPC操作ができれば未経験から挑戦しやすい職種といえるでしょう。

基本的にデスクワークで安定した労働環境で働きながら、ビジネスの基礎知識が幅広く身につくのが事務職のメリットです。ExcelやWordなどのオフィスソフトの操作スキルは、どの業界でも役立ちます。

将来的には、経理事務や人事事務など、より専門性の高い分野へのキャリアアップを目指すことも可能です。また、「日商簿記」や「MOS」などの資格を取得すれば、職場で任される仕事の幅が広がったり、業務をより効率的に進められたりできますよ。

5.ITエンジニア

ITエンジニアは、情報技術(IT)を駆使して、システムやソフトウェアの設計、開発、運用、保守などを行う仕事です。IT技術の発展による人材不足の背景から、学歴よりもスキルや意欲を重視する企業があるため高卒者も挑戦できます。

研修制度を設けている会社もあるので、未経験でも働きながらスキルを学べるでしょう。また、スキルを磨けば収入アップを期待できるほか、リモートワークといった柔軟な働き方ができる場合もあります。

ITとは?覚えたい用語や未経験からチャレンジしやすい職種をご紹介!」のコラムでは、IT企業で働くメリットとデメリットやIT業界のなかで未経験からチャレンジできる職種を解説しているので、興味のある方はチェックしてみてください。

6.施工管理職

施工管理職は建築や土木の工事現場で、工程、品質、安全、原価などを管理し、工事全体を指揮する仕事です。建設業界では、学歴よりも実務経験を重視する傾向があります。

現場で一から学べる環境が整っているため、高卒者もチャレンジできる仕事です。未経験者は現場作業員として経験を積み、施工管理職へとステップアップすることになるでしょう。

また、実務経験を3年積むことで、「2級施工管理技士」の受験資格が得られます。2級施工管理技士を取得すれば、収入アップやキャリアアップにつながるでしょう。

建物づくりに興味がある方、計画的に物事を進められる方は、ぜひチャレンジしてみるのがおすすめです。

7.ドライバー

ドライバーは、車両を運転して人や物を目的地まで安全に輸送する仕事です。仕事に必要な免許を取得すれば、未経験からスタートできます。ドライバーの種類や主な仕事内容、必要な免許は以下のとおりです。

ドライバーの種類主な仕事内容必要な免許
宅配ドライバー個人宅へ荷物を配送する普通自動車第一種運転免許~
中型自動車第一種運転免許
トラックドライバー企業間での荷物の配送を行う
(長距離の場合もある)
中型自動車第一種運転免許~
大型自動車第一種運転免許
タクシードライバー乗客を目的地まで安全に送迎する普通自動車第二種運転免許
バスドライバー多くの乗客を安全に目的地まで運ぶ大型自動車第二種運転免許

配送エリアや車種によってさまざまな働き方があり、自分に合った仕事を選べるでしょう。長距離ドライバーや大型トラックドライバーは、経験を積むことで収入アップを目指すことができます。

ただし、資格によっては「20歳以上」「21歳以上」といった年齢制限を設けられている資格も。また、普通自動車や準中型自動車の資格をもっているうえに、その免許を取ってから2年以上(免許停止期間を除く)経っていることが条件になっているものもあります。
高卒から資格取得を目指す際は、しっかり受講条件を確認してみましょう。

ドライバーの仕事内容は?一日の流れややりがいについて解説」のコラムでは、ドライバーの種類と仕事内容や向いている人の特徴をまとめているので参考にしてみてください。

8.製造職

製造業は、原材料を加工したり組み立てたりして、製品を作り出す仕事です。作業内容がマニュアル化されている傾向があるため、未経験から始めやすいでしょう。細かい作業が得意な方や、コツコツと作業を進めるのが好きな方に向いていますよ。

経験を積むことで専門的なスキルを身につけられたり、ものづくりの喜びを実感できたりできるのが製造職の魅力です。また、資格取得支援制度を導入している企業もあるので、技能検定や機械操作の資格をとればキャリアアップを目指せるでしょう。

高卒で就職するメリット

高卒から就職すると若いうちから実務経験を積めるため、同年代の大学生より早くキャリアを形成できたり、学費の負担なく収入を得られたりするというメリットがあります。

以下で、高卒から就職するメリットを解説するので、進路に迷っている方はチェックしてみてくださいね。

若いうちから社会人経験を積める

高卒で就職するメリットは、早い段階から社会人としての経験を積めることです。同年代の大学生よりもおよそ4年早く社会人としてのキャリアをスタートできます。

たとえば、製造業や技術職では、若いうちから専門的な技術を習得することで、習熟度を高められるでしょう。若いうちからビジネスの現場で働くことで得られる経験値は、学校では学べないリアルな知識となり、将来のキャリアにつながります。

正社員になると安定した収入を得られる

高卒から正社員として採用されれば、安定した収入を得られるのもメリットです。

ハタラクティブの独自調査「若者しごと白書2025」をもとに、将来的に正社員を希望するフリーターが正社員になりたい理由をみてみましょう。

引用元の画像

引用:ハタラクティブ「若者しごと白書2025 正社員になりたい理由【男女別】(p.43)

上記の結果から、収入のために就職を目指す人が多いことが分かります。また、「賞与を得たいため」が男性が24.4%で4位、女性が32.1%で3位と上位にきていることから、今よりも収入を増やしたいと考えて正社員を目指す人が多いといえるでしょう。

また、年功序列の賃金体系を採用している企業では、入社年数が長いほど給与が上がる可能性も。早期に就職することがキャリア形成に有利に働く場合もあるでしょう。早くから安定した収入を得られることは、将来設計を立てやすくするというメリットもありますね。

参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2025

大学進学への費用負担がなくなる

大学進学への費用負担がなくなるのも、高卒から就職するメリットといえるでしょう。学費は私立や国立など大学の種類や学部・学科によって異なりますが、私立大学の学費を参考に、どれくらいの学費がかかるのかみてみましょう。

文部科学省の「令和5年度 私立大学入学者に係る初年度学生納付金等平均額(定員1人当たり)の調査結果について」によると、私立大学の初年度学生納付金等平均額は136万5,281円です。4年間で計算すると、約500万円以上学費がかかることが分かります。

高卒からの正社員就職は学費の負担がなくなるだけでなく、安定して収入を得られるようになるため、家計の負担を減らしたり貯蓄をしたりする余裕が生まれやすくなります。
高校卒業後に進学せず就職することは、経済的な自立への近道にもなるでしょう。

参照元
文部科学省
私立大学等の令和5年度入学者に係る学生納付金等調査結果について

高卒から就職を目指すときのデメリットもチェックしよう

高卒から就職を目指すときはメリットだけではなく、デメリットもチェックしておきましょう。メリット・デメリットの両方をチェックしておくことで、より具体的な対策を立てられるため選考がスムーズに進みやすくなります。

高卒就職のデメリットは、転職時に学歴が条件になる場合があることや専門知識が必要な職種への応募が難しい場合があるため、就職活動が難航しやすくなることです。しかし、実務経験を積んだり、資格を取得したりすれば、就業先の選択肢は広がる可能性があります。

自分のキャリアプランをしっかり考え、情報収集をしたうえで判断することが大切ですね。次の項でも、高卒就職が難航しやすい理由をまとめているので確認してみてください。

高卒就職はやばい?「やめとけ」と言われる理由

高卒での就職を考えると、周囲から「やめておいたほうが良い」という意見を聞くことがあるかもしれません。ただし、あくまで統計的な傾向であり、個人の努力や選ぶ業界・企業によって状況は大きく変わります。

高卒就職に否定的な意見が出る背景を知っておくことも重要です。これらの背景を知ることで、高卒就職を検討する際にどのような点に注意し、どのような準備をすればよいかを具体的に考えられるでしょう。以下で背景を解説するので、チェックしてみてください。

大卒に比べて生涯賃金が低くなりやすい

高卒就職が「やめとけ」と言われる理由は、大卒と比較して生涯賃金が低くなる傾向があるからです。独立行政法人労働政策研究・研修機構の「ユースフル労働統計 労働統計加工指標集2024」を参考に、卒業後にすぐ就職し、60歳で退職するまでフルタイムの正社員を続けた場合の高卒と大卒の生涯賃金の差を確認してみましょう。

学歴男性女性
高卒2億880万円1億5,440万円
大学卒2億5,150万円2億190万円

参照:独立行政法人労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計 労働統計加工指標集2024 図 21-1 生涯賃金(p.304)

高卒男性の生涯賃金は2億880万円に対し、大卒男性は2億5,150万円であることから約4,270万円の差があることが分かります。高卒女性の場合、1億5,440万円で、大卒は2億190万円になるため生涯賃金の差は約4,750万円です。

しかし、高卒就職は、社会人としてのキャリアを早くスタートできる強みをもっています。目標意識や常に学び続ける姿勢をもって、着実に収入アップとキャリアアップを目指すことが大切です。
高卒でも取れる資格で高収入は目指せる?おすすめの資格を紹介」のコラムでは、高卒の方が取れる資格を活かして高収入を狙う方法を解説しているので参考にしてみてくださいね。

参照元
独立行政法人労働政策研究・研修機構
ユースフル労働統計2024 ―労働統計加工指標集―

応募できる求人が限定される可能性がある

高卒就職は、応募できる求人の幅が限られるため就職活動が難航しやすいのも、「やめとけ」と言われる原因の一つです。たとえば、大手企業や有名企業の求人は、募集要項に「大卒以上」という条件が設けられていることがあります。高卒者が挑戦できる仕事の選択肢は自然と狭まるため、就職活動が難しく感じることもあるでしょう。

仕事を探すときは、「学歴不問」や「未経験歓迎」といった求人に注目してみてください。人柄や熱意を評価してくれる企業を探すことで、学歴が不利になりにくくなりますよ。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

中野 来未

中野 来未

高卒は年齢が若いぶん、経験がなくても企業からポテンシャルを評価されやすい傾向にあります。そのため、「自分の適性を活かして活躍していきたい」「積極的に業務経験を積みたい」という姿勢をアピールすることが大切です。
高卒から就職は可能なので、学歴にとらわれず自信をもって就職活動を行いましょう。一人で就職活動を進めるのが不安なら、就職・転職エージェントに相談してみてくださいね。

高卒でできる仕事で適職を見つける4つのポイント

適職を見つけるメリットは、やりがいを感じられたり、仕事のモチベーションを保ちやすくなったりすることです。

就職できても、ミスマッチが起きれば早期退職をするリスクがあります。長期的に働ける職場を見つけるために、自分に合った仕事を探すことが大切です。

以下では、高卒からできる仕事のなかで適職を見つけるためのポイントを4つ紹介します。自分の可能性を最大限に広げ、長く続けられる仕事を見つけるためのヒントにしましょう。

高卒でできる仕事で適職を見つけるポイント

  • 自己分析で「好き」と「得意」を明確にする
  • 業界・企業研究で仕事の理解を深める
  • 「学歴不問」「未経験OK」の求人に着目する
  • 固定観念を捨てて広い視野で検討する

1.自己分析で「好き」と「得意」を明確にする

高卒でできる仕事のなかから適職を見つけるには、自己分析で「好き」と「得意」を明確にしましょう。自分の好きなことや得意なことが分かれば仕事の選択肢を絞れるので、自分に合った職種を見つけやすくなります。

たとえば、人と話すのが好きで、説明することが得意なら、接客業や営業職が向いているかもしれません。以下の質問に答えることで、自分の適性をより具体的に把握できます。

  • ・学校生活で楽しかったことは何か?
  • ・どんな作業をしているときに時間を忘れるか?
  • ・友人から頼られることや褒められることは何か?
  • ・体を動かす仕事と座って行う仕事、どちらが向いていると思うか?
  • ・チームで働くことと個人で取り組むこと、どちらが自分に合っているか?

また、友人や家族に「自分のどんなところが長所だと思うか」を聞いてみるのも効果的です。他者からの客観的な意見は、自分では気づかない強みを発見できる可能性があります。
自分の特性を把握していれば、面接でも自分の強みを具体的にアピールできるようになるでしょう。

自分の適職がわからない理由は?仕事探しのポイントや見つける方法を解説」のコラムでは、自分を適職を探すときに重視すべきポイントや自分の適職を見つけるための方法を解説しているので参考にしてみてください。

2.業界・企業研究で仕事の理解を深める

高卒でできる仕事を探す際には、各業界や企業について理解を深めてみましょう。業界研究をすることで、仕事の実態や将来性、必要なスキルなどを把握でき、自分に合った選択がしやすくなります。

応募先企業のWebサイトや口コミサイト、就職情報誌、OB・OG訪問などを通じて、できるだけ多くの情報を集めてみましょう。業界研究と同時に、企業の社風や教育制度なども調べておくのもおすすめです。

「入社してみたら思っていたのと違った」というミスマッチを未然に防ぎ、長期的に活躍できる職場を見つける可能性が高まりますよ。

高卒で入れる優良企業の特徴は?

安心して働ける優良企業には、いくつかの共通した特徴があります。高卒で入れる優良企業の特徴は、以下のとおりです。

 

・教育制度が充実している
・社員の定着率が高い
・給与体系が明確
・実力主義の評価制度
・社風がオープン

これらの特徴をもつ企業は、高卒者にとって成長しやすく、長く活躍できる可能性があります。イントを押さえて企業研究を行うと、自分に合った環境を見つけやすくなるでしょう。

高卒で入れる優良企業はある?自分に合った仕事に就くための方法を解説!」のコラムでも、高卒で入れる優良企業にみられる特徴や高卒から優良企業に入るメリッ
ト・デメリットを解説しているので、あわせてチェックしてみてください。

3.「学歴不問」「未経験OK」の求人に着目する

高卒でできる仕事を探す際には、「学歴不問」や「未経験OK」といったキーワードがある求人に注目してみましょう。募集要項に「学歴不問」や「未経験OK」といったキーワードがある求人は、企業が学歴よりも人柄やポテンシャル、意欲を重視していることを示しています。

「学歴不問」や「未経験OK」の企業は、実力主義の傾向が強く、入社後の頑張り次第でキャリアアップが可能です。たとえば、IT業界では未経験からのエンジニア採用を行う企業もあり、基礎からプログラミングなどを学べる環境があります。
学歴のハンディを感じることなく、キャリアをスタートさせられるでしょう。

4.固定観念を捨てて広い視野で検討する

高卒でできる仕事から適職を探す際には、「高卒だからできる仕事は少ない」「高卒から△△△の仕事には就けない」といった固定観念を捨てることが重要です。実際には、高卒者が活躍できる分野は幅広く、自分の可能性を狭める必要はありません。

従来の枠にとらわれず、広い視野をもつことで選択肢が増えて思わぬ適職に出会える可能性があるでしょう。一時的な就職先を見つけるだけでなく、長期的なキャリアを構築するうえでも固定観念を捨てて広い視野をもちましょう。

高卒でできる仕事への就職を成功させる方法

学歴だけで可能性を決めつけず、戦略的に就職活動を進めることで、自分に合った仕事を見つけやすくなりますよ。
以下では、高卒でできる仕事への就職を成功させるための方法を解説するので、これから就職活動を始める方や、すでに活動中の方は参考にしてみてください。

自分に合った就職支援サービスを使う

高卒でできる仕事を探す際、自分に合った就職支援サービスを利用することが重要です。就職支援サービスには、ハローワークや民間の就職支援エージェントなど、さまざまな選択肢があります。

たとえば、ハローワークは厚生労働省が運営する公的機関です。誰でも無料で求人を探せたり、仕事探しのサポートを受けられたりできます。高卒者向けの求人情報が豊富で、就職相談員に相談しながら求人を探せるのが特徴です。

就職支援サービスを選ぶ際は、自分の状況や目標に合わせて使い分けることで、自分に合った求人情報を効率的に集められるでしょう。

ハローワークを利用したことがない方は、ハローワークで利用できる主なサービスや就職活動をするときの流れをまとめた「ハローワークとは?詳しいサービス内容や利用時の流れなど分かりやすく解説」のコラムを参考にしてみてください。

高卒者が就職先を探す方法ランキング

高卒者がどのような方法で就職先を探しているか気になる方もいるでしょう。ハタラクティブが若年層(18~29歳)を対象に実施した独自調査「若者しごと白書2025」によると、高卒フリーターが就職先探しで最も利用したサービスや手段は、以下のとおりです。

順位就職先探しの手段・利用サービス
1位求人サイトや就職・転職情報サイト(62.1%)
2位ハローワーク(19.3%)
3位就職・転職エージェント(5.9%)

参照:ハタラクティブ「若者しごと白書2025 就職先探しの手段・利用サービス(p.32)
高卒フリーターの方は、求人サイトや就職・転職情報サイトを利用して仕事探しをした人が多いことが分かります。

仕事を探すときの手段は一つに絞る必要はありません。たとえば、自分で求人サイトで仕事を探しつつ、就職・転職エージェントに自分に合った仕事を紹介してもらえれば選択肢の幅が広がります。

いくつかの方法を組み合わせることで、より多くの求人情報にアクセスし、自分に合った仕事を見つけやすくなるでしょう。

参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2025

熱意とポテンシャルを伝える履歴書を作成する

高卒で就職活動を始める際は、熱意とポテンシャルを伝える履歴書を作成しましょう。学歴が求められない仕事では、企業側は仕事への熱意やポテンシャルのある人を採用したいと考える傾向があるためです。

志望動機では、なぜその企業を選び、どのように活躍したいと考えているかをはっきりと伝えましょう。企業の理念や事業内容に共感した点や自分のスキルや経験がどのように活かせるかを具体的に書くことで、熱意が伝わりやすくなります。

また、自己PRでは、学校生活やアルバイト経験から得た強みをアピールしましょう。具体的なエピソードを交えることで、説得力が増し採用担当者に好印象を与えやすくなりますよ。

面接準備として好印象を与える回答を用意する

高卒でできる仕事への就職を成功させるためには、面接での印象が重要です。面接官は、あなたのコミュニケーション能力や人柄、仕事への意欲などを評価します。事前にしっかりと準備をして、自信をもって面接に臨みましょう。

まず、よく聞かれる質問とその回答を事前に考えておきましょう。面接でよく聞かれることは、「志望動機」「自己PR」「長所と短所」「学生時代に力を入れたこと」などが挙げられます。これらの質問に対する回答を準備しておくと、落ち着いて回答できるようになりますよ。

次に、面接で好印象を与えるためのポイントを押さえましょう。

  • ・明るくはっきりとした声で話す
  • ・質問の意図を理解し、的確に答える
  • ・具体的なエピソードを交えて説明する
  • ・マイナスの質問(失敗経験など)にも前向きな学びを伝える
  • ・身だしなみに気を配り、清潔感のある服装で臨む
  • ・面接官の目を見て話す
  • ・会社についての基本情報を把握しておく

面接では、明るくハキハキと話すことを心掛けましょう。小さい声や暗い表情は自信がなさそうに捉えられ、採用担当者に「頼りない」といったネガティブな印象を与える恐れがあります。

面接に不安を感じる方は、面接練習を繰り返し行っておくのがおすすめです。面接の流れを確認したり、話し方の確認をしたりすることで面接に慣れておくと落ち着いて本番に臨めるでしょう。

面接練習は必要?やり方は?効果的に進める方法や意識すべきポイントを解説」のコラムでは、面接練習を効果的に進める方法や意識すべきポイントを解説しているので参考にしてみてください。

仕事に役立つ資格を取得してアピールするのも手

高卒でできる仕事への就職活動を有利に進めるために、仕事に役立つ資格を取得してアピールするのも手です。資格は、あなたの知識やスキルを客観的に証明するものであり、企業からの評価を高められるでしょう。特に、実務に直結する資格は、即戦力として期待されやすくなります。

資格取得にあたっては、自分の興味や適性、将来のキャリアプランなどを考慮して、最適な資格を選びましょう。資格をどのように仕事に活かせるかを具体的に説明することで、採用担当者に好印象を与えられますよ。

高卒でできる仕事のまとめ

高卒でできる仕事には、「営業職」や「販売・接客職」「介護職」など、さまざまな職種があります。高卒からできる仕事のなかから、自分に合った仕事を見つけるには自分の強みや個性を活かせるかどうか判断することが大切です。適職を見つけられれば、やりがいを感じながら働けるでしょう。

「高卒から就職できるか不安」「自分に合った仕事がわからない」とお悩みの方は、就職・転職エージェントのハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブは、20代を中心とした若年層の就職・転職支援に特化しています。

豊富なカウンセリング実績を持つアドバイザーが、希望や経験、性格などをじっくりとヒアリングを実施。経験やスキルではなく、あなたの個性や自分では気がつけていない得意なこと、興味のあることを活かせる求人を提案するので、ぴったりの仕事を見つけられるでしょう。

また、応募書類の添削や面接対策も行うので、就職・転職活動をしたことがない方も自信をもって選考に臨めますよ。サービスはすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。

高卒でできる仕事に関するよくある質問

ここでは、高卒でできる仕事に関するよくある質問をQ&A形式で解決します。

高卒でできる仕事の種類を教えてください

高卒でできる仕事は、営業職、販売・接客職、介護職、事務職など多岐にわたります。研修制度を通じて業務内容を学べる企業もあるため、資格がない、未経験の状態からスタートできるでしょう。
高卒におすすめの就職先は?自分の希望に合った働きやすい仕事を探そう!」のコラムでは、高卒におすすめの就職先を業界・職種に分けてまとめているので、仕事を探すときの参考にしてみてください。

高卒でできる仕事の特徴は何ですか?

高卒でできる仕事は、未経験から始めやすいのが特徴です。入社後の研修が充実しており、基礎から専門スキルまで学べる環境が整っている傾向があります。入社後は、基礎的な仕事内容を任せられる傾向があるので、安心して仕事を始められるでしょう。
また、手順がマニュアル化されている仕事も、高卒から挑戦しやすい仕事の特徴の一つです。

高卒で勝ち組になれる職業を教えてください

「勝ち組」と考える基準は人によって異なるため、特定の職業を挙げるのは難しいかもしれません。しかし、特定の資格を取得し、専門性を高めることで高卒から高収入を得られる可能性はあります。たとえば、建設業の技術者は1級建築士などの資格取得で収入アップが見込めます。自分の適性に合った職業を選び、継続的にスキルアップを図ることが成功へのカギとなるでしょう。

高卒就職は厳しいのが現実ですか?

一概に「高卒就職は厳しい」とは言えません。確かに大卒と比較すると求人数は少なくなります。しかし、「学歴不問」や「未経験OK」とする求人はあるため、広い視野をもって就職先を探してみましょう。就職活動では自分の強みや興味を理解し、それを活かせる仕事を見つけることが大切です。
就職・転職エージェントのハタラクティブが紹介している求人の多くは未経験OKなので、高卒の方もぴったりの就職先を見つけられるでしょう。サービスは無料なので、お気軽にご相談ください。